なぜ子どもは野菜を食べない?野菜嫌いの理由や野菜不足にならないための対処法を紹介!
知り合いから子どもが全然野菜を食べないと相談されて...
ユーグレナ 鈴木
実は子どもの野菜嫌いには理由があるんですよ!
そうなんですか?どんな理由があるのか詳しく教えてください!
ユーグレナ 鈴木
はい!では今回は子どもと野菜について解説していきますね!
なぜ子どもは野菜が嫌い?
子育ての悩みの一つといえば子どもの野菜嫌いがあるのではないでしょうか。
野菜だけ避けて食べたり、お米やお肉ばっかり食べるなんていうこともあるかと思います。
では子どもはどんな野菜が嫌いなのか、なぜ野菜を嫌うのかを解説します。
子どもが嫌いな野菜
子どもが嫌いな野菜としてあるアンケートの結果では以下のようなものがありました。
- ゴーヤ
- ピーマン
- ネギ
- トマト
- ナス
これらの野菜の共通点として、苦味が強かったりアクが強いということがあげられます。
逆に子どもが好きな野菜は以下のようなものがありました。
- じゃがいも
- とうもろこし
- きゅうり
- トマト
- かぼちゃ
好きな野菜の共通点として、甘味が多いものや苦味やクセが少ないということが考えられます。
子どもが野菜を嫌う理由
子どもが苦手な野菜を紹介しましたが、なぜ紹介したような苦味が強かったりアクが強い野菜が苦手なのでしょうか。
そもそも味の基本となる要素は、「甘味、塩味、酸味、苦味、うま味」の5つがあります。
このうち子どもが本能的に好きな味は甘味、塩味、うま味といわれています。
この3つの味はエネルギー源やミネラル、たんぱく質といった生きるために重要な栄養なため、子どもが本能的に好むといわれています。
しかし苦味や酸味の場合、腐敗物や毒物の味なので本能的に危険だと感じて避けてしまうと考えられています。
そのため、子どもが野菜嫌いなのは仕方のないことなのかもしれません。
苦味や酸味を本能的に嫌ってしまうんですね...
ユーグレナ 鈴木
そうなんです!次に子どもに野菜を食べさせるべきなのかどうかを解説します!
子どもに野菜を食べさせるべきかどうか
子どもが本能的に野菜が嫌いになりがちで、仕方のないことだとしても親心としては子どもに野菜を食べて欲しいですよね。
栄養バランスが心配にもなるかと思います。
しかし、子どもが嫌っている野菜を無理に食べさせても逆効果になります。
無理に野菜を食べさせてしまうと、トラウマになりもっと嫌いになってしまう可能性があります。
また子どもの野菜嫌いは、味覚が大人になれば克服できるともいわれています。
自然と子どもが野菜を食べるようになることを待ちましょう。
でも栄養バランスが気になるんですがどうすればいいですか?
ユーグレナ 鈴木
子どもが野菜を食べない時の対処法について次で解説します!
子どもが野菜を食べない時の3つの対処法
子どもの野菜嫌いは本能的に仕方のないことで、無理に嫌いな野菜を食べさせるとかえってトラウマになってしまう可能性があります。
しかし野菜を食べないことで栄養バランスが崩れ、体調を崩してしまってもよくありません。
では子どもが野菜と食べない時にどうすればいいのかを紹介します。
調理方法を工夫する
生野菜のサラダなどは子どもが苦手とする苦味や酸味が感じられやすいため、子どもに野菜を食べてもらうには調理法に工夫が必要です。
例えば、カレーやシチュー、ハンバーグなど子どもが好む料理に野菜を入れることで食べてくれるかもしれません。
また、野菜ジュースを勧めてみるというのも一つの手です。
無理に食べさせるのではなく、子どもが自然と食べたいと思うような料理や味付けにしてみましょう。
別の食べ物で栄養を摂取する
野菜が食べられないのであれば、他の食べ物で栄養を摂取するようにしましょう。
厚生労働省では以下のような食事バランスガイドを作成しています。
出典:食事バランスガイド(基本編)
食事バランスガイドでは「主食」、「副菜」、「主菜」、「牛乳・乳製品」、「果物」を1日にどれくらい摂取したらよいかがわかります。
この食事バランスガイドを参考に必要な栄養素を摂取できるようにしましょう。
野菜が多くある副菜であれば、きのこのソテーやひじき、味噌汁などでも代用ができます。
できるだけバランスの良い食事を心がけるようにしましょう。
ユーグレナを摂取する
子どもが野菜を食べない代わりとして、ユーグレナもおすすめです。
ユーグレナには、人間が生きていくために必要な59種類の栄養素がバランスよく含まれています。
ユーグレナを摂取することで、野菜の代わりに必要な栄養素を摂取しましょう。
また、ユーグレナはそのまま飲めるドリンクタイプや、水や牛乳に溶かして飲む粉末タイプなどさまざまなタイプがあります。
子どもが摂取しやすいものを選びましょう。
またユーグレナ社が実施したアンケート調査によると、幼児がユーグレナ含有飲料を摂取することで、さまざまな良い効果がありました。
具体的には幼児が自分で起きることができ、起床時の機嫌がよく、朝食を残さず食べる傾向が見られました。
アンケート調査の詳しい内容については以下をご覧ください。
色々な方法があるんですね!これならどれかはできそうですね!
ユーグレナ 鈴木
ぜひ色々試してみてください!
まとめ
野菜嫌いな子どもは多いですが、子どもが野菜を嫌う理由は本能的な面があるのである程度しょうがないともいえます。
また、栄養バランスを考えて保護者が子どもに無理やり野菜を食べさせることは、子どもにとってトラウマになってしまう可能性があります。
子どもの野菜嫌いは味覚が大人になれば克服するともいわれています。
調理法を工夫したり、野菜以外の食べ物で栄養バランスを整えて子どもの成長を待ちましょう。
今日は子どもの野菜嫌いについて教えていただきありがとうございました!
ユーグレナ 鈴木
いえいえ!無理に野菜を食べさせることは避けて、他の色々な方法を試してみましょう!
はい、ありがとうございます!
監修:鈴木 健吾
(研究開発担当 執行役員)
東京大学農学部生物システム工学専修を卒業。 2005年8月、取締役研究開発部長としてユーグレナ創業に参画、同年12月に、世界初となる微細藻類ユーグレナ(和名:ミドリムシ)の食用屋外大量培養に成功。 2016年東京大学大学院博士(農学)学位取得、2019年に北里大学大学院博士(医学)学位取得。 現在、ユーグレナ社研究開発担当の執行役員として、微細藻類ユーグレナの生産およびヘルスケア部門における利活用に関する研究等に携わる。 マレーシア工科大学マレーシア日本国際工科院客員教授、東北大学・未来型医療創造卓越大学院プログラム特任教授を兼任。 東北大学病院ユーグレナ免疫機能研究拠点研究責任者。