ストレスは免疫力低下の原因に!おすすめのストレス発散法などを解説!
ストレスって免疫力を下げる原因なんですか?
ユーグレナ 中島
はい!ストレスは自律神経のバランスを乱し、免疫力を下げてしまうんですよ。
なるほど!ストレスをためないようにするにはどうすればいいんですか?教えてください!
ユーグレナ 中島
では今回はストレスと免疫力の関係についてや、ストレス解消法について解説していきます!
ストレスと免疫力の関係
ストレスがたまると、免疫力が下がり風邪や病気などになりやすくなってしまいます。
なぜならばストレスは自律神経のバランスを乱してしまうからです。
そもそも自律神経とは血管や内臓をコントロールしている神経で、免疫に関する細胞もコントロールしています。
その自律神経は交感神経と副交感神経の2つに分かれています。
交感神経は身体を活発に動かすときにはたらき、副交感神経は身体を休めているときにはたらきます。
この交感神経と副交感神経が互いにバランスを取ることで身体の状態を調節しています。
しかし睡眠不足やストレス、栄養バランスの悪い食事などが原因で交感神経と副交感神経のバランスが崩れ、自律神経が乱れることがあります。
そして自律神経が乱れると、免疫に関する細胞にも悪影響があり、免疫力が下がってしまうのです。
ストレスは自律神経のバランスが乱れるから免疫力が下がってしまうんですね!
ユーグレナ 中島
そうなんです!次にストレス解消法を紹介しますね!
ストレス発散や自律神経を整える方法3選!
ストレスは免疫力を下げてしまうことを解説しました。
そのため、気分転換などでうまくストレスをためないようにすることが大切です。
ここで、おすすめのストレス発散や自律神経を整える方法を紹介します。
適度な運動
適度な運動は気分転換などのストレス解消になったり、免疫力を上げる効果にも期待できます。
1時間以内の比較的短時間の運動をすることで、ナチュラルキラー細胞が増殖します。
ナチュラルキラー細胞は常に体内をパトロールし、ウイルス感染細胞やがん細胞などを見つけるといち早く発見して、攻撃するという免疫機能をもった細胞です。
つまり、運動をしてナチュラルキラー細胞を増やすことで、免疫力を上げる効果が期待できます。
しかし、過度な運動には注意が必要です。
激しい運動やトレーニングをすると、免疫力が下がりやすく、風邪を引きやすいと研究で明らかになっています。
適度な運動の目安を以下の記事で詳しく紹介しているので、ぜひご覧ください。
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十分な睡眠
自律神経のバランスはストレスによって乱れ、免疫力を下げてしまいます。
そのため、質の良い睡眠や十分な睡眠をとって自律神経を整えることが大切です。
睡眠時間の目安として、厚生労働省では
健康づくりのための睡眠指針 2014
というものを作成しています。
「健康づくりのための睡眠指針
2014」では年齢や季節に応じて、昼間に眠気で困らない程度の睡眠、具体的には6~8時間ほどの睡眠時間を取ることを推奨しています。
また、質の良い睡眠を取るためにも寝る前のカフェインやアルコールの摂取を避けたり、リラックスできる環境づくりをしましょう。
ユーグレナの摂取
自律神経を整えるためにはユーグレナの摂取がおすすめです。
ユーグレナには様々な栄養素がバランスよく含まれていること以外にも、ユーグレナを継続的に摂取することで自律神経の働きを調整し、ストレスの抑制や睡眠の質を改善する可能性があることが研究によりわかっています。
ユーグレナ社の研究によると、20代~64代の男女が、ユーグレナ粉末を朝夕食後に12週間毎日摂取した結果が以下の図になります。
図1:イライラ感・緊張感の経時的変化量
研究ではユーグレナ粉末を500mg、1,000mg、3000mg摂取したグループと、ユーグレナ粉末を摂取していないグループ(プラセボ)に分かれています。
そして図1をみてもらうと、ユーグレナ粉末を12週摂取すると、イライラ感や緊張感の変化量は多くユーグレナ粉末を摂取しているグループが低いことがわかります。
図2:睡眠への満足度の変化量
また図2より、睡眠に関してもユーグレナ粉末を多く摂取し、継続的に摂取することで睡眠の満足度が高いことがわかります。
このようにユーグレナを継続的に摂取することで、睡眠の質の改善やストレスに良い影響があり、自律神経を整える効果に期待ができます。
研究の詳しい内容については以下の記事をご確認ください。
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ユーグレナが睡眠の質の改善やストレスに対して良い効果があるとは知りませんでした!
ユーグレナ 中島
さまざまな栄養素も含まれているのでおすすめです!
ストレス以外の免疫力が下がる原因
ストレス以外にもさまざまなことが原因で日々免疫力は下がってしまいます。
そこで、免疫力が下がる原因について説明していきます。
疲労
日本疲労学会によると、「疲労とは、身体の活動能力の減退状態である」と定義されています。
私たちが感じる疲労は、脳や目、筋肉などだけでなく、器官にも影響しています。
疲労によって循環機能が鈍くなり、免疫細胞が身体を巡りにくくなったり、そもそも外部からの有害物質の侵入を防ぐ機能がはたらきにくくなるので、免疫力が下がってしまいます。
加齢
免疫細胞の中には、骨髄や胸腺から血液中に放出されていく細胞があります。
加齢により、骨髄や胸腺が萎縮したり、血流が悪化することで、免疫細胞の数が減少したり、身体を循環しにくくなることで免疫力が下がるといわれています。
タバコ
タバコに含まれる有害物質が体内に入ると、さまざまな障害が起こり、免疫力が下がってしまいます。
肺に存在する免疫細胞である、肺胞マイクロファージがタバコの有害物質によって損傷を受け、免疫機能が著しく低下してしまうのです。
さらに、タバコ成分中のニコチンには血管を収縮させる作用があり、それによって免疫細胞が体内を循環しにくくなることで、免疫力が下がります。
飲酒
お酒の飲みすぎは免疫力が下がってしまいます。
お酒を飲みすぎると肝臓がアルコールを分解しきれなくなり、肝機能が低下してしまいます。
肝機能が低下すると免疫システムに必要な栄養などを体内に供給しにくくなり、免疫力が下がってしまうのです。
さらに、飲酒により、体内に取り込まれたエタノールは、発がん性が示されている物質に代謝されるので、がんの原因になると考えられています。
免疫力を下げる原因がこんなにあるんですね…
ユーグレナ 中島
免疫力を下げないようにできるだけ気をつけましょう!
まとめ
ストレスは自律神経のバランスを見出し、免疫力を下げてしまいます。
そのため、運動をしたりしっかりと睡眠を取るなどしてストレスをうまく解消することが大切です。
また、ストレス以外にもタバコや飲酒なども免疫力が下がる原因となります。
ストレスでタバコを吸いすぎたり、お酒を飲みすぎないようにしましょう。
今日はストレスと免疫力について教えていただきありがとうございました!
ユーグレナ 中島
いえいえ、ストレスをうまく解消して免疫力が下がらないようにしましょう!
はい、ありがとうございます!
監修:中島 綾香
(研究開発部 機能性研究課 課長)
当社ヘルスケアの要であるユーグレナを食品や飲料として体内に取り入れたときの働きや化粧品として活用した際の効果を検証する機能性研究に従事。
体の機能にも精通し、各種学会や論文でのユーグレナに関する研究成果の発表多数。
研究のかたわら事業構想修士を取得し、研究成果を健康行動変容や事業につなげるべく幅広い活動に携わっている。
東北大学病院ユーグレナ免疫機能研究拠点研究員。