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自己免疫疾患とアレルギー疾患って違うの?自己免疫疾患とアレルギー疾患について徹底解説!

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疑問

自己免疫疾患という病気があると聞いたんですが、どんな病気なんですか?

ユーグレナ 鈴木
ユーグレナ 鈴木

はい!本来、自分の身体を守る免疫機能が何らかの異常を起こして、自分の身体を傷つけてしまう病気のことをいいます!

納得

なるほど!アレルギーとは違うんですか?

ユーグレナ 鈴木
ユーグレナ 鈴木

はい!とても似ていますが、違います!それではまず、その2つがどのような病気なのかを説明していきますね!

自己免疫疾患とは

自己免疫疾患

まず免疫には、身体の中に侵入してきた細菌やウイルスなどの有害物質を攻撃するというはたらきがあります。
そして、その身体を守るための免疫が正常に機能しなくなり、無害な自分の身体を攻撃してしまうことを自己免疫疾患といいます。
自己免疫疾患になってしまう理由は明らかにされていませんが、ストレスなどが関係しているともいわれています。
自己免疫疾患でみられる症状は、身体全体に及びます。
症状の例として、手足が腫れたり、傷んだりしてしまう関節リウマチなどがあげられます。
自己免疫疾患については、こちらの記事でも紹介しているのでぜひご覧ください。

納得

なるほど!自己免疫疾患についてよくわかりました!

ユーグレナ 鈴木
ユーグレナ 鈴木

はい!次は、アレルギー疾患について説明していきますね!

アレルギー疾患とは

アレルギー疾患

上でも説明したように、免疫には、身体の中に侵入してきた細菌やウイルスなどの有害物質を攻撃するというはたらきがあります。
そして、アレルギー疾患とは、外から侵入してくる無害な物質にまで反応してしまいアレルギー症状が引き起こされてしまうこといいます。
外から侵入してくる有害物質といっても、花粉やほこりなどさまざまなものが原因として考えられます。
アレルギーの種類とともに、どのような症状があらわれるのか説明していきます。

納得

なるほど!アレルギー疾患とは、このように発症してしまうんですね。

ユーグレナ 鈴木
ユーグレナ 鈴木

そうなんです!それでは、アレルギーの種類について説明していきますね!

アレルギー疾患の分類

アレルギー分類

アレルギー疾患とは、外から入ってきた無害な物質に対して身体の免疫が反応してしまうことをいいます。
アレルギー疾患には、どの物質に反応するのかによって異なる症状があらわれます。
そして、アレルギーの種類は、大きく分けて4つあります。

Ⅰ型

1型

Ⅰ型アレルギーとは、即時型アレルギーともいわれています。
アレルギーの原因である抗原との接触後、短時間で起こる反応です。
本来の免疫の役割は、外から入ってきた細菌やウイルスなどの有害物質を攻撃し身体を守ることです。
ですが、外から侵入してきた無害な物質にまで免疫が過剰に反応してしまうことでアレルギー反応が起きてしまうのが、Ⅰ型アレルギーの特徴です。
Ⅰ型アレルギーの代表例としては、花粉症、アトピー性皮膚炎やハウスダストアレルギーなどがあげられます。

Ⅱ型

2型

Ⅱ型アレルギーは、アレルギーの原因である抗原と、身体を守る役割を持つ抗体と補体の3つが結合した細胞が襲撃を受けてしまう反応です。
Ⅱ型アレルギーの代表例としては、自己免疫性溶血貧血などがあげられます。
自己免疫性溶血貧血とは、自分の赤血球に結合する抗体が作られることによって赤血球が破壊され貧血の症状を起こしてしまう病気です。

Ⅲ型

3型

Ⅲ型アレルギーは、アレルギーの原因である抗原と身体を守る役割を持つ抗体が結合した物質がたくさん作られすぎてしまうことによって引き起こされます。
処理できなかった抗原と抗体結合した物質がたくさん蓄積されすぎてしまうことで、アレルギーを発症します。
Ⅲ型アレルギーの代表例としては、全身性エリテマトーデスなどがあげられます。
全身性エリテマトーデスも、本来ウイルスや細菌などの有害物質から身体を守るはずの免疫が自分の身体を傷つけてしまう病気です。
この病気の症状として、全身倦怠感や関節炎、皮膚にできる赤い発疹などがこの病気にみられる症状です。

Ⅳ型

4型

Ⅳ型アレルギーは、アレルギー反応が出現するまでの時間が長いことが特徴です。
先ほど説明したⅠ~Ⅲのアレルギーが補体などと関係がある反応であるのに対して、Ⅳ型はT細胞などの免疫が関与します。
アレルギーの原因である抗原と、T細胞が結合することによって、身体を傷つけてしまう物質が作られてしまいます。
Ⅳ型アレルギーの代表例としては、金属アレルギーなどがあげられます。

納得

なるほど!アレルギーにもそれぞれ異なる特徴があるんですね!

ユーグレナ 鈴木
ユーグレナ 鈴木

そうなんです!次は、自己免疫疾患とアレルギー疾患の違いについて説明します!

自己免疫疾患とアレルギー疾患の違い

違い

自己免疫疾患は、身体を守るための免疫が正常に機能しなくなり、自分自身を攻撃してしまう病気です。
一方で、アレルギー疾患は、外から侵入してきた無害な物質にまで免疫機能がはたらいてしまう病気です。
この2つの病気の大きな違いは、免疫が体内の物質に反応するのか、外から侵入してきた物質に反応するのかです。
もちろん、免疫力が低いと身体を守れませんし、高ければ高いほど良いというわけでもありません。
これらの病気を予防するためには、免疫力のバランスを維持させることが大切です。
そのためにもまずは、基盤となる免疫力が備わっていないといけません。

納得

なるほど!どちらも免疫力が大切な役割を果たすんですね!

ユーグレナ 鈴木
ユーグレナ 鈴木

そうなんです!それでは、免疫力を維持するのに効果的な飲み物を紹介していきます!

免疫力を維持するのに効果的な飲み物4選!

飲み物

上で説明した通り、自己免疫疾患やアレルギー疾患を予防するためには、免疫力を維持することが大切です。
そのためにも、基礎となる免疫力が備わっていないといけません。
そこで、免疫力を維持する効果が見込める飲み物を4つ紹介します。

ユーグレナ飲料

ユーグレナ飲料

ユーグレナには、豊富な食物繊維が含まれています。
食物繊維は第6の栄養素ともいわれており、主な効果は腸内環境を整え、免疫細胞を活性化させることです。
免疫に関わる細胞の6割以上が腸に存在しているので、腸内環境を整えることは免疫力のバランスを保つのに非常に重要です。
食物繊維の腸内環境を整える効果から、食物繊維の摂取は免疫力維持につながるといわれています。
さらに、食物繊維は便秘の解消だけでなく、血糖値上昇の抑制や血液中のコレステロール濃度の低下などさまざまな効果が期待できます。
食物繊維は野菜や穀類、豆類などに多く含まれていますが、その中でもユーグレナが特におすすめです。
ユーグレナには特有成分であり食物繊維の一種でもあるパラミロンが多く含まれています。
パラミロンを継続的に摂取することで、免疫のバランスを調整してくれる可能性があるということが研究により明らかになりました。
さらに、Ⅰ型アレルギーの症状であるアトピー性皮膚炎にも効果がある可能性があることも研究によってわかっています。
以下の記事で研究内容について紹介していますのでぜひご覧ください。

ヨーグルト飲料

ヨーグルト飲料

ヨーグルトは、牛乳を乳酸菌で発酵させたものです。
乳酸菌は腸に達すると腸内の悪玉菌を抑えて、有害な物質が作られるのを防ぐという、腸内環境を整えるはたらきがあります。
腸は人間の免疫作用に大きく影響する免疫細胞が多く集まっています。
ですので、腸内環境を整えることは免疫力のバランスを保つ上で非常に重要です。
乳酸菌を豊富に含んだヨーグルトを飲み物として摂取することによって、効果的に免疫力を上げることが期待できます。
ヨーグルトについては以下の記事でも詳しく紹介しているので、ぜひご覧ください。

生姜ジュース

生姜ジュース

生姜にはジンゲロールやショウガオールといった免疫機能を活性化させる栄養素が含まれています。
まず、ジンゲロールは、免疫細胞のひとつである白血球を増やすことで免疫力を維持する効果に期待ができます。
さらに、ジンゲロールは殺菌作用や頭痛を抑える作用があります。
ただ、ジンゲロールは酸素に弱い性質を持っているので、空気に触れないように液体に入れると良いです。
次に、ショウガオールは血行を良くすることで、免疫細胞が身体を循環する手助けをするので、免疫力の維持に効果的です。
また、ショウガオールには痛みの原因となる成分を抑制するはたらきがあり、冷え性や痛みの改善に役立ちます。
つまり、温かい生姜ジュースにすることでジンゲロールが酸化するのを防ぎつつ、ショウガオールと温かさで血流を潤滑にするので、免疫力のバランスを保つ大きな効果が見込めます。
生姜に関しては以下の記事で詳しく紹介しているので、ぜひご覧ください。

緑茶

緑茶

緑茶には、カテキンやカフェイン、テアニンといった栄養素が含まれています。
特に緑茶の中でも有名な栄養素としてカテキンがあります。
カテキンは強い抗酸化作用と抗菌作用を持っています。
抗酸化作用は、免疫力を下げる原因の活性酸素を減らす役割があるので、免疫力を保つ効果が期待されています。
抗菌作用は、細菌やウイルスから身体を守るためにはたらくので、カテキンの含まれている緑茶を摂取することで免疫力を維持する効果が期待できます。
緑茶に関しては以下の記事でも紹介しているので、ぜひご覧ください。

納得

なるほど!これらの飲み物を飲んで免疫力のバランスを保つことが大切なんですね!

ユーグレナ 鈴木
ユーグレナ 鈴木

そうなんです!免疫力を維持して、自己免疫疾患やアレルギー疾患の予防をしましょう!

まとめ

まとめ

自己免疫疾患が、免疫機能の異常により自分の身体を傷つけてしまうのに対して、アレルギー疾患は、外から侵入してきた無害な物質に反応してしまうという違いがあります。
これらを予防するためにはまず、身体を守るための免疫が機能していないといけません。
上で紹介した、免疫力を維持する飲み物を積極的に取り入れてみてください。

納得

今日は自己免疫疾患とアレルギー疾患について教えていただきありがとうございました!

ユーグレナ 鈴木
ユーグレナ 鈴木

いえいえ、免疫力を維持するためにこれらの飲み物を飲んでみてください。

納得

はい、ありがとうございます!

鈴木 健吾

監修:鈴木 健吾
(研究開発担当 執行役員)

東京大学農学部生物システム工学専修を卒業。
2005年8月、取締役研究開発部長としてユーグレナ創業に参画、同年12月に、世界初となる微細藻類ユーグレナ(和名:ミドリムシ)の食用屋外大量培養に成功。
2016年東京大学大学院博士(農学)学位取得、2019年に北里大学大学院博士(医学)学位取得。
現在、ユーグレナ社研究開発担当の執行役員として、微細藻類ユーグレナの生産およびヘルスケア部門における利活用に関する研究等に携わる。
マレーシア工科大学マレーシア日本国際工科院客員教授、東北大学・未来型医療創造卓越大学院プログラム特任教授を兼任。
東北大学病院ユーグレナ免疫機能研究拠点研究責任者。

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