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免疫力を上げてインフルエンザを予防しよう!毎年流行るインフルエンザのしくみも解説!

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疑問

免疫力を上げることによってインフルエンザが予防できるって本当ですか?

ユーグレナ 鈴木
ユーグレナ 鈴木

はい!免疫力を上げると、インフルエンザ感染予防の効果が期待できるんです!

納得

なるほど!インフルエンザにならないためにも、免疫力を上げることが大切なんですね!

ユーグレナ 鈴木
ユーグレナ 鈴木

そうなんです!それでは、インフルエンザと免疫力の関係をみていきましょう!

インフルエンザとは

インフルエンザとは

インフルエンザは、インフルエンザウイルスを病原体とする急性の呼吸器感染症で、毎年世界中で流行がみられています。
インフルエンザウイルスは、A型、B型、C型の3種類に分けられます。
主に、大きな流行を起こすのは、A型とB型のインフルエンザウイルスが中心です。
インフルエンザウイルスは基本的に、12月~3月に流行しやすいです。
なぜなら、空気が乾燥している寒い期間に、インフルエンザウイルスはホコリとともに舞い上がりやすくなるからです。
インフルエンザの流行りやすい12月~3月には十分にウイルス対策をしましょう。

インフルエンザの症状

インフルエンザの症状

インフルエンザの症状には、咳やのどの痛み、高熱、全身のだるさ、食欲不振などがあります。
他にも、頭痛、関節痛、筋肉痛などの呼吸器外の症状も伴います。
合併症として、気管支炎、肺炎、中耳炎などがみられます。

インフルエンザと風邪の違い

インフルエンザと風邪の違い

一般的に、風邪はさまざまなウイルスによって起こります。
普通の風邪の多くは、のどの痛み、鼻水、くしゃみや咳などの局所的な症状が比較的ゆっくりとあらわれるのが特徴で、全身症状はあまりみられません。
一方で、インフルエンザは、インフルエンザウイルスに感染することによって起こる病気です。
上で説明した風邪の症状に加え、38℃以上の発熱、頭痛、関節痛、筋肉痛、全身倦怠感などの症状が急速にあらわれるのが特徴です。
このように、風邪とインフルエンザの症状はすごく似ていますが、風邪の症状に加えて全身の倦怠感などがみられるようであればかかりつけの病院を受診しましょう。

インフルエンザの種類

インフルエンザの種類

普段私たちがよく聞く「インフルエンザ」とは、大きく分けて季節性インフルエンザと新型インフルエンザの2種類あります。
ひとつ目の季節性インフルエンザとは、インフルエンザウイルスの中でも、A型、B型、C型の3種類に分けられます。
A型インフルエンザはその原因となるウイルスの免疫反応を引き起こさせるとても小さな物質が変化するため、毎年世界中で流行しています。
B型インフルエンザは、症状はA型と同じですが大きく異なる点がひとつあり、ヒトにしか感染しないという特徴があります。
C型インフルエンザは、1度感染すると、生涯効果的な免疫が獲得できるといわれています。
ふたつ目の新型インフルエンザとは、長い間流行しなかった新しいタイプのウイルスによるインフルエンザのことです。
新型ウイルスにはほとんどの人が抗体を持っていないので、もし流行した場合、爆発的に世界中で大流行すると考えられています。

納得む

予防接種でワクチンを摂取する以外に、インフルエンザウイルス感染予防の対策はできるんですか?

ユーグレナ 鈴木
ユーグレナ 鈴木

はい!体内の免疫を上げることでインフルエンザ感染の予防効果に期待ができます!

インフルエンザと免疫力の関係

インフルエンザと免疫力の関係

日頃私たちの身の周りにはウイルスや細菌のような有害物質がたくさん存在しています。
その有害なウイルスや細菌から私たちを守ってくれるのが免疫です。

免疫力とは

免疫力とは

免疫力とは、その免疫の防御能力の強さのことです。
自分自身の免疫力が強ければ、しっかりと有害なウイルスや細菌から身を守ってくれます。
しかし免疫力が下がっていると、有害なウイルスや細菌から身を守れずに風邪を引いてしまったり、インフルエンザにかかってしまう可能性が高くなります。

自然免疫と獲得免疫

自然免疫と獲得免疫

免疫には大きく分けて、自然免疫と獲得免疫があります。
ひとつ目の自然免疫は元々人の身体に備わっているしくみです。
自然免疫に含まれる免疫細胞は、身体の中に侵入してきた有害物質をいち早く認識し、攻撃することで有害物質を排除します。
ふたつ目の獲得免疫は一度侵入した有害物質の情報を記憶するという特徴があります。
この記憶した情報を使って1週間から2週間かけて抗体を作ります。
そして再び同じ有害物質が侵入してきた時に、抗体で素早く有害物質に対処することができるのです。
この獲得免疫のはたらきを利用しているのが、インフルエンザのワクチンです。
自然免疫と獲得免疫について詳しく知りたい人は、こちらをご覧ください。

インフルエンザとワクチン

インフルエンザとワクチン

インフルエンザウイルスの予防接種は、獲得免疫のはたらきを利用してワクチンを作っています。
インフルエンザのワクチンは、毎年どのようなウイルスが流行るのか予測して作られます。
完全にインフルエンザを防ぐことは不可能かもしれませんが、ワクチンを摂取することによってインフルエンザの症状を軽くする効果が期待できます。
今現在予防接種で獲得できるワクチンは、A型2種類とB型2種類の計4種類です。
しかし、インフルエンザウイルスは毎年変化をしていて、92%くらい遺伝子が変化してしまうといわれています。
そのため、一度予防接種を受けて抗体を作っていても、インフルエンザウイルスが変わってしまうとワクチンによって得た免疫がはたらきにくくなってしまうのです。

納得

インフルエンザと免疫についてよくわかりました!免疫力を上げるためには何をしたらいいんですか?

ユーグレナ 鈴木
ユーグレナ 鈴木

身近にある飲み物で、インフルエンザ感染予防のための免疫力アップが可能です!次で、免疫力を上げるための効果的な飲み物を5つ紹介していきます。

インフルエンザ感染予防におすすめの飲み物5選!

飲み物

飲み物でさらに効果的にインフルエンザウイルスの感染の予防対策をしましょう!

ココア

ココア

ココアの原料である、カカオマスにはカカオポリフェノールが多く含まれています。
ココアのインフルエンザウイルスに対する研究を行ったところ、ココアに含まれるカカオポリフェノールにはインフルエンザの感染を抑える効果があるということがわかりました。
その理由として、ココアには免疫を活性化させるはたらきがあるといわれています。
ココアによって活性化させられる免疫は、2つあり、NK(ナチュラルキラー)細胞と獲得免疫があります。
ひとつ目のNK細胞とは、身体の中をパトロールしていて、がん細胞やウイルスに感染した細胞を発見するとその細胞を攻撃し殺す役割がある細胞です。
ふたつ目の獲得免疫のはたらきには、一度侵入した有害物質の情報を記憶し、抗体で素早く有害物質に対処するという特徴があります。
日常的にココアを取り入れることによって、これらのはたらきが活性化されるのでインフルエンザウイルス感染の予防につながります。
ココアについてはこちらの記事でも紹介しているので、ぜひご覧ください。

紅茶

紅茶

紅茶に含まれているテアフラビンと呼ばれる成分には、インフルエンザ感染を著しく低下させるはたらきがあることが実験によって明らかになっています。
この実験によるとテアフラビンの最大の特徴として、従来型や新型を問わず、インフルエンザウイルスの感染力を抑える効果に期待ができます。
さらに、免疫力を高めるはたらきがあるレモンを加えるとインフルエンザだけでなく風邪の予防にもなるのでおすすめです。
ただしミルクを加えると、ミルクのたんぱく質に取り込まれてしまうのでテアフラビンの効果がなくなるといわれています。

ユーグレナ飲料

ユーグレナ飲料

ユーグレナはワカメや昆布などと同じ藻の一種です。
つまり、ユーグレナ飲料は栄養素を豊富に含む藻類と近い性質を持つため、適度に摂取することで、免疫力をアップさせ、インフルエンザウイルスの侵入を防ぐ効果が期待できます。
ユーグレナは商品としてそのまま飲めるスムージータイプや、水や牛乳に溶かして飲むパウダータイプ、ビタミン剤のように飲むサプリメントタイプがあります。
自分に合った方法で摂取できるのでオンラインショップなどで探してみてください。
また、ユーグレナはインフルエンザに効果が期待できるという研究がいくつかあります。
詳しく知りたい人は以下の記事をご覧ください。

ヨーグルト飲料

ヨーグルト飲料

ヨーグルトは、牛乳を乳酸菌で発酵させたものです。
乳酸菌は腸に達すると腸内の悪玉菌を抑えて、有害な物質が作られるのを防ぐという、腸内環境を整えるはたらきがあります。
腸は人間の免疫作用に大きく影響する免疫細胞が多く集まっています。
ですので、腸内環境を整えることは免疫力をアップさせる上で非常に重要です。
インフルエンザウイルスの侵入を防ぐために、乳酸菌を豊富に含んだヨーグルトを飲み物として摂取することによって、効果的に免疫力を上げることが期待できます。
ヨーグルトについては以下の記事でも詳しく紹介しているので、ぜひご覧ください。

納得

ココアと紅茶がインフルエンザに効果的なのは意外でした!

ユーグレナ 鈴木
ユーグレナ 鈴木

ぜひ、インフルエンザ感染予防のためにこれらの飲み物を日常的に取り入れてみてください!

まとめ

まとめ

インフルエンザウイルスは、日々変化し続けていてワクチンだけでは対策がむずかしいということがわかりましたね。
ワクチンで防ぎきれないインフルエンザウイルスは、身近にある飲み物で免疫力を上げて感染予防対策を心がけていきましょう。
また、インフルエンザウイルスが流行しやすい乾燥している寒い季節に、暖かい飲み物を飲んで対策をしましょう!

納得

インフルエンザのしくみと予防について教えていただきありがとうございました!

ユーグレナ 鈴木
ユーグレナ 鈴木

いえいえ、インフルエンザ感染予防のために免疫力を上げていきましょう!

納得

はい、ありがとうございます!

鈴木 健吾

監修:鈴木 健吾
(研究開発担当 執行役員)

東京大学農学部生物システム工学専修を卒業。
2005年8月、取締役研究開発部長としてユーグレナ創業に参画、同年12月に、世界初となる微細藻類ユーグレナ(和名:ミドリムシ)の食用屋外大量培養に成功。
2016年東京大学大学院博士(農学)学位取得、2019年に北里大学大学院博士(医学)学位取得。
現在、ユーグレナ社研究開発担当の執行役員として、微細藻類ユーグレナの生産およびヘルスケア部門における利活用に関する研究等に携わる。
マレーシア工科大学マレーシア日本国際工科院客員教授、東北大学・未来型医療創造卓越大学院プログラム特任教授を兼任。
東北大学病院ユーグレナ免疫機能研究拠点研究責任者。

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