大人のインフルエンザの予防接種はいつがベスト？風邪との違いや予防効果のある栄養素も解説！
インフルエンザの予防接種は、大人も受けるべきなんですか？
ユーグレナ 鈴木
はい！予防接種をすることで、インフルエンザに感染した場合でも症状が軽くなるため、受けた方が良いでしょう。
そうなんですね。インフルエンザについて、もっと詳しく教えてください！
ユーグレナ 鈴木
はい！まずはインフルエンザの症状などについて解説していきます！
インフルエンザの特徴と、風邪との違いは？
インフルエンザとは、高熱や関節痛、全身のだるさなどが主な症状の感染症です。
インフルエンザは、インフルエンザウイルスに感染することで発症し、風邪との違いとして初期症状や流行の時期などがあります。
風邪の初期症状は咳やくしゃみなどの呼吸器系の症状が目立つことに対し、インフルエンザの初期症状は、倦怠感や関節痛などの全身に現れる症状が目立ちます。
また、風邪は季節を問わず年中かかるものですが、インフルエンザは12月から4月ごろに流行する点も大きな違いです。
主な感染経路としては、咳やくしゃみの飛沫による空気感染や、ウイルスがついたものに触れてしまうことによる接触感染などが挙げられます。
潜伏期間は長くて5日ほどの場合があり、その間に周りに感染させてしまうこともあります。
また、免疫力が下がっている人や高齢者がインフルエンザに感染すると、肺炎などの重症化に繋がる例もあるので、注意が必要です。
なるほど。インフルエンザは重症化することもあるんですね。
ユーグレナ 鈴木
そうなんです。次に、大人はインフルエンザの感染率が低いのかについて解説します！
大人はインフルエンザにかかりにくい？
東京都感染症情報センターの調査で、インフルエンザ患者の年齢構成が発表されています。
出典：インフルエンザ患者の年齢構成（東京都感染症情報センター）
上記のデータから、コロナウイルスが流行した2021〜2022年度を除き、ほぼ毎年14歳以下の感染者の割合が高いことがわかります。
上記のデータからも、子供と比較すると大人はインフルエンザにかかりにくいと言えますが、大人も油断せずインフルエンザの予防接種を受けることが大切です。
特に高齢者や妊娠中の方は免疫力が低下しやすく、インフルエンザに感染すると重症化する恐れもあります。
なるほど。大人は子供に比べるとインフルエンザの感染率が低いんですね。
ユーグレナ 鈴木
そうなんです。次に、インフルエンザの予防接種について解説します！
大人もインフルエンザの予防接種を受けよう！
上記で解説したように、大人もインフルエンザの予防接種を受けることが大切です。
インフルエンザの予防接種は、基本的には13歳以上であれば1回で済みます。
基礎疾患や持病がなく健康であれば、一度の接種で十分なインフルエンザの予防効果が得られるでしょう。
しかし、13歳以上の未成年や大人であっても、2回予防接種をする例もあります。
例えば、持病などによって免疫力が低い人に対し、医師が2回の接種を勧める場合があります。
また、インフルエンザが流行する時期は、12月から4月頃です。
インフルエンザの予防接種による抗体ができるのは、接種してから1〜2週間後ですので、11月中に予防接種を終えている状態がベストでしょう。
抗体はだんだんと減少していくため、インフルエンザが流行を迎える時期に合わせて予防接種をしましょう。
なるほど！大人もインフルエンザの予防接種を受けるべきなんですね。
ユーグレナ 鈴木
そうなんです。次に、習慣にしたいインフルエンザの予防方法について解説していきます！
大人がインフルエンザを予防するために意識すべきこと
上記では、大人のインフルエンザの予防接種について解説しました。
予防接種の他にも、日常に取り入れることでインフルエンザを予防できる方法があります。
以下では、大人がインフルエンザを予防するために意識すべきことを紹介します。
手洗い、うがい
手洗いやうがいをすることで、手や喉に付着したインフルエンザウイルスを除去することができます。
ウイルスが付着した手で鼻や口元を触ってしまうと、インフルエンザウイルスが体内に侵入しやすくなります。
そのため、食事前や帰宅時には、手洗いとうがいをするようにしましょう。
また、アルコール消毒もウイルスの除去に効果的です。
こまめな換気
家族がインフルエンザのウイルスを持っている場合に、窓を一日中閉め切ってしまうと、部屋中にウイルスが蔓延してしまいます。
こまめに換気をして空気を入れ替えることで、インフルエンザの感染のリスクを下げることが可能です。
家庭内に感染者がいなくても、インフルエンザのウイルスを外から持ち込んでいる場合もあるため、こまめに換気をするようにしましょう。
部屋の湿度を上げる
湿度が下がると喉が乾燥しやすくなるとともに、インフルエンザのウイルスが活発に動くようになります。
そのため、部屋の湿度を上げることで、インフルエンザの予防効果が期待できます。
加湿器を使用したり、水で濡らしたタオルを部屋で干すことで、室内の湿度を上げることが可能です。
特に、エアコンやストーブを使用する際は湿度が下がりやすいので注意しましょう。
マスク
インフルエンザにかからないようにするためには、インフルエンザウイルスが身体に入り込まないようにすることが大切です。
ウイルスは、風邪を引いている人が咳やくしゃみをして飛び散ったウイルスを、のどや鼻から吸い込むことで感染します。
したがって、マスクをしてウイルスがのどや鼻から吸い込むことをできるだけ防ぎましょう。
ただし、マスクをしてもインフルエンザを予防する効果は限定的ともされています。
なぜならば、顔とマスクとの間に隙間がありそこからウイルスが侵入してしまうこともあるからです。
そのため、マスクをするだけでなく、上で紹介した他の予防方法も合わせて実践しましょう。
なるほど。インフルエンザの予防には、上記のような方法があるんですね！
ユーグレナ 鈴木
そうなんです！次に、インフルエンザの予防効果が期待できる栄養素を紹介します。
インフルエンザ予防にはビタミンDがおすすめ？
ビタミンDの一種であるビタミンD3には、細胞で抗菌物質を分泌することで免疫力を高める効果があります。
また、2010年に東京慈恵会医科大学の研究にて、ビタミンD3を摂取したグループが、摂取しなかったグループよりもインフルエンザの感染率が42％低下したという結果が出ています。
ビタミンD3は、魚や卵、レバーなどに多く含まれています。
積極的にビタミンD3を摂取し、インフルエンザを予防しましょう。
また、インフルエンザウイルスの増殖を抑えるには、ユーグレナもおすすめです。
ユーグレナには、紹介したビタミンDを含む59種類の栄養素がバランスよく含まれています。
さらに、ユーグレナがインフルエンザウイルスの増殖を抑制した研究結果について、下記の記事で詳しく解説しているのでぜひご覧ください。
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なるほど。ビタミンDの摂取にはインフルエンザを予防する効果が期待できるんですね！
ユーグレナ 鈴木
そうなんです！ぜひ参考にしてください。
まとめ
当記事では、大人のインフルエンザの予防接種や、予防効果の期待できる栄養素について解説しました。
インフルエンザの予防には、予防接種の他にも、ビタミンDを摂取することなどが効果的であることを理解いただけたかと思います。
予防に効果的な習慣を取り入れ、インフルエンザを予防しましょう。
今日はインフルエンザの予防について教えていただきありがとうございました！
ユーグレナ 鈴木
いえいえ、健康のためにもビタミンDを摂取したり、ユーグレナを試したりしてみてください！
はい、ありがとうございます！
監修：鈴木 健吾
（研究開発担当 執行役員）
東京大学農学部生物システム工学専修を卒業。 2005年8月、取締役研究開発部長としてユーグレナ創業に参画、同年12月に、世界初となる微細藻類ユーグレナ(和名：ミドリムシ)の食用屋外大量培養に成功。 2016年東京大学大学院博士（農学）学位取得、2019年に北里大学大学院博士(医学)学位取得。 現在、ユーグレナ社研究開発担当の執行役員として、微細藻類ユーグレナの生産およびヘルスケア部門における利活用に関する研究等に携わる。 マレーシア工科大学マレーシア日本国際工科院客員教授、東北大学・未来型医療創造卓越大学院プログラム特任教授を兼任。 東北大学病院ユーグレナ免疫機能研究拠点研究責任者。