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乳酸菌のとりすぎによる影響は?摂取の頻度や、乳酸菌に期待できる効果4選について解説!

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乳酸菌は身体に良いと聞きますが、1日の摂取量に決まりはあるんですか?

ユーグレナ 鈴木
ユーグレナ 鈴木

乳酸菌は、特に摂取量の上限が決められておらず、とりすぎによる影響はないといわれています。

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そうなんですね!乳酸菌を摂取する頻度や、乳酸菌の効果について詳しく知りたいです!

ユーグレナ 鈴木
ユーグレナ 鈴木

わかりました!それでは早速、解説していきます。

乳酸菌のとりすぎによる影響は?

疑問

乳酸菌は摂取量の上限に決まりがなく、もともと人の腸内に生息しているため、過剰摂取による副作用はないといわれています。
食品から摂取した乳酸菌は腸に留まり続けることができず、やがて便と一緒に排出されるため、乳酸菌を一度にたくさん摂取することにはあまり意味がありません。
ただし、乳酸菌をとりすぎても身体に害はありませんが、食品に含まれる脂質や糖質などの栄養素の過剰摂取には注意が必要です。
厚生労働省によると、乳酸菌を含むヨーグルトの摂取量の目安は、1日に100〜200gであるとされています。
乳酸菌が含まれた食品ごとの目安量を守るようにしましょう。

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乳酸菌をとりすぎても、身体に影響はないのですね!

ユーグレナ 鈴木
ユーグレナ 鈴木

乳酸菌自体には摂取量の上限がありませんが、食品に含まれる脂質や糖質などを摂取しすぎないように注意しましょう。

乳酸菌を毎日摂取しても良い?

毎日摂取

乳酸菌を摂取しても、腸内に留まり続けることができないため、毎日継続して摂取することが大切です。
腸内に生息する菌の種類や数は人によって異なり、新たに摂取した乳酸菌が腸内で生き残り続けることはできないといわれています。
乳酸菌の摂取をやめてしまうと、徐々に効果が薄れてしまいますので、少量でも毎日摂取するようにしましょう。

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乳酸菌の摂取量よりも、継続して摂取する習慣が大切なのですね!

ユーグレナ 鈴木
ユーグレナ 鈴木

乳酸菌は、便とともに排出されてしまうため、できるだけ毎日摂取するようにしましょう。

乳酸菌に期待できる効果4選

期待できる効果

乳酸菌には、具体的にどのような効果があるのでしょうか。
以下で、乳酸菌に期待できる効果を4つご紹介します。

免疫力を高める効果

免疫力

腸には、全身の免疫細胞の約7割が集まっています。
乳酸菌には、悪玉菌の増加を抑えることで腸内環境を整える効果があり、腸内の免疫細胞のはたらきを活発化させることができます。
免疫細胞が活発に機能することで、体内に侵入しようとする病原体などに対抗できるため、乳酸菌には免疫力を高める効果が期待できるのです。
また、免疫力をさらに高めるためにはユーグレナの摂取もおすすめです。
ユーグレナ社の研究によると、ユーグレナ粉末の水抽出物と乳酸菌を組み合わせることで、免疫細胞の活性化作用に相乗効果が見られました。
さらに詳しくは以下の記事で解説していますので、ぜひご覧ください。

アレルギーを抑制する効果

アレルギー

乳酸菌にはアレルギーを抑制する効果が期待できるといわれています。
ある研究でアレルギーを持つ人の腸内環境を調べた結果、健康な人よりも善玉菌の数が少ないことが判明しました。
このことから、善玉菌の一種である乳酸菌にはアレルギーを抑制する効果が見込め、特に花粉症に対して効果的であるといわれています。
また、乳酸菌と花粉症の関係について、下記の記事で詳しく解説しているのでぜひご覧ください。

整腸効果

整腸効果

腸内の悪玉菌が増加すると、腸の機能が低下して便秘などの不調に繋がります。
乳酸菌には糖を分解して乳酸を作るはたらきがあるため、乳酸菌を摂取することで腸内が酸性になり、悪玉菌が住みにくい環境を作ることができます。
悪玉菌の増加が抑制されると、腸の機能が活発になり便通が良くなるため、乳酸菌には整腸効果が期待できるのです。

コレステロール値を低下させる効果

コレステロール

乳酸菌には、コレステロール値を低下させる効果があります。
コレステロールは細胞膜や各種ホルモンを作る材料になるため、身体に必要な物質です。
しかし、コレステロールには、「善玉コレステロール」と「悪玉コレステロール」の2種類があり、悪玉コレステロールの増えすぎには要注意です。
悪玉コレステロールが増えると動脈硬化の原因となり、心筋梗塞や脳梗塞などの病気を誘発する恐れがあります。
コレステロールが気になっている方は、積極的に乳酸菌を摂取するようにしましょう。

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乳酸菌には、身体に良い効果がたくさんあるのですね!

ユーグレナ 鈴木
ユーグレナ 鈴木

そうなんです!健康維持のためにも、乳酸菌を積極的に摂取してみてください。

まとめ

まとめ

当記事では、乳酸菌のとりすぎによる影響や、乳酸菌を摂取する頻度などについて解説しました。
乳酸菌には特に摂取量の上限がありませんが、食品に含まれる脂質や糖質などの過剰摂取に注意が必要であることなどを理解いただけたかと思います。
乳酸菌は、毎日摂取することで効果が高まるため、ヨーグルトなどの食品から継続的に摂取するようにしましょう。
また、乳酸菌のはたらきを活発化させるには、ユーグレナを摂取することもおすすめです。
ユーグレナとは、ワカメや昆布の仲間である藻の一種のことで、身体に良い59種類の栄養素がバランス良く含まれています。
ユーグレナが乳酸菌のはたらきを活性化させることが確認された研究について、下記の記事で詳しく解説しているので、ぜひご覧ください。

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食品に含まれる脂質や糖質などの栄養素の摂取量に注意しながら、乳酸菌を継続的に摂取していきたいと思います!

ユーグレナ 鈴木
ユーグレナ 鈴木

乳酸菌には、免疫力を高める効果や整腸効果などが期待できます。そんな乳酸菌のはたらきを活発化させることのできるユーグレナも、ぜひ摂取してみてください!

鈴木 健吾

     
監修:鈴木 健吾
(研究開発担当 執行役員)

東京大学農学部生物システム工学専修を卒業。 2005年8月、取締役研究開発部長としてユーグレナ創業に参画、同年12月に、世界初となる微細藻類ユーグレナ(和名:ミドリムシ)の食用屋外大量培養に成功。 2016年東京大学大学院博士(農学)学位取得、2019年に北里大学大学院博士(医学)学位取得。 現在、ユーグレナ社研究開発担当の執行役員として、微細藻類ユーグレナの生産およびヘルスケア部門における利活用に関する研究等に携わる。 マレーシア工科大学マレーシア日本国際工科院客員教授、東北大学・未来型医療創造卓越大学院プログラム特任教授を兼任。 東北大学病院ユーグレナ免疫機能研究拠点研究責任者。著書に『ミドリムシ博士の超・起業思考 ユーグレナ最強の研究者が語る世界の変え方』(日経BP)など。

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