トマトジュースって身体に良いの?トマトジュースに含まれる栄養素と期待できる効果について解説!
トマトジュースが身体に良いって聞くんですけど、本当ですか?
ユーグレナ 鈴木
はい!トマトジュースには、リコピンなどの身体に良い栄養素が含まれているんです。
そうなんですね!トマトジュースについてもっと詳しく教えてください!
ユーグレナ 鈴木
もちろんです!それでは、トマトジュースに含まれている栄養素について解説していきます!
トマトジュースって身体に良いの?
以下の表は、トマトジュースに含まれている栄養素と、毎日の摂取が推奨される代表的な栄養素をまとめたものです。
栄養成分 | 含有量 | 推奨摂取量 |
たんぱく質 | 0.7g | 65g |
炭水化物 | 4.0g | 320g |
脂質 | 0.1g | 50g |
食物繊維 | 0.7g | 21g |
ビタミンA | 26μg | 860μg |
ビタミンC | 6mg | 100mg |
ビタミンD | 0μg | 8.5μg |
ビタミンE | 0.7mg | 6.0mg |
カリウム | 260mg | 3000mg |
マグネシウム | 9mg | 340mg |
※含有量は、文部科学省の「食品成分データベース
」を参考にトマトジュース100gあたりの値を記載しております。
※1日の推奨摂取量は、厚生労働省の「
日本人の食事摂取基準(2020年版)
」を参考に、成人男性(18~29歳)の1日の値を記載しております。
トマトジュースには三大栄養素があまり含まれていないため、ダイエットなどでトマトジュースだけを飲んでいては、十分な栄養素が得られません。
しかし、トマトにはコラーゲンやビタミンCの生成を促すリコピンが含まれているため、美肌効果を得たい方にはおすすめです。
バランスよく栄養を摂取するための飲み物としてはユーグレナがおすすめです。
ユーグレナには、ビタミンや食物繊維などを含んだ59種類の栄養素がバランス良く含まれています。
ユーグレナは商品としてそのまま飲めるドリンクタイプや、水や牛乳に溶かして飲むパウダータイプ、ビタミン剤のように飲むサプリメントタイプがあるので、ぜひ試してみてください。
なるほど!トマトジュースには三大栄養素はあまり含まれていないんですね。
ユーグレナ 鈴木
そうなんです!次にトマトジュースに含まれる栄養素について詳しく解説していきます!
トマトジュースに含まれる栄養素
トマトジュースには、身体に良い栄養素が含まれています。
以下で、どのような栄養素が含まれているのか紹介していきます。
リコピン
トマトにはリコピンが豊富に含まれています。
それぞれのメーカーや使用されたトマトの熟成具合によって異なりますが、一般的なトマトジュースには200ml(コップ一杯分)あたり約15.9~27.8mgのリコピンが含まれています。
リコピンは動植物に広く存在する黄色または赤色の色素成分であるカロテノイドの一種で、抗酸化作用があります。
リコピンはカロテノイドの中でも抗酸化作用が強く、β-カロテンの2倍、ビタミンEの100倍以上ともいわれているのです。
リコピンの抗酸化作用がはたらくと、免疫力が下がる原因となる活性酸素を取り除くので、結果的に免疫力を保つことにつながります。
また、リコピンは、生の野菜から摂取するよりも加工食品から摂取する方が吸収されやすいといわれています。
リコピンを摂取する際には、トマトジュースを飲むことをおすすめします。
アスパラギン酸
トマトジュースにはアスパラギン酸が含まれています。
アスパラギン酸は疲労のもととなる乳酸の分解を促進する効果が期待できます。
乳酸は筋肉疲労の原因になったり、大量に蓄積されると冷え性や頭痛などの症状が出ることがあります。
疲労を感じた際は、乳酸の分解に役立つアスパラギン酸を摂取してみましょう。
β-カロテン
トマトジュースにはβ-カロテンが含まれています。
β-カロテンは身体の中でビタミンAに変換されるとされています。
そのため、β-カロテンにもビタミンAと同様に暗い場所で視力を保つ効果が期待されているのです。
また、ビタミンAとしての機能の他にも、β-カロテンには抗酸化作用があるので、身体の酸化を防ぐはたらきがあるとされています。
そのため、β-カロテンの摂取には酸化が原因となる、肌荒れや動脈硬化の予防が期待できます。
β-カロテンを摂取して、健康的な生活を目指しましょう。
また、ここまでトマトジュースの栄養素について解説をしてきましたが、さまざまな栄養を摂取するにはユーグレナもおすすめです。
ユーグレナにはβ-カロテンを含んだ59種類の栄養素がバランス良く含まれています。
上記のグラフより、他の食材と比べても栄養素が多く入っていることがわかると思います。
ユーグレナに含まれている成分や、ユーグレナに期待できる嬉しい効果について、以下の記事で詳しく解説しているのでぜひご覧ください。
こちらの記事も読まれています
なるほど!トマトジュースには上記のような栄養素が含まれているんですね!
ユーグレナ 鈴木
そうなんです、続いて、トマトジュースに期待できる嬉しい効果について紹介していきます。
トマトジュースに期待できる嬉しい効果2選
トマトジュースには、リコピンなどの身体に良い栄養素が含まれています。
以下では、トマトジュースに期待できる嬉しい効果について解説していきます。
花粉症対策
花粉症を発症すると鼻水や鼻づまり、目のかゆみなどさまざまな辛い症状があらわれてしまいます。
そんな花粉症の症状を和らげるものとしてトマトジュースがあります。
ある研究の結果、花粉症の症状がある人がトマトジュースやトマトに由来するカロテノイドを継続的に摂取することで、花粉症の自覚症状が改善するということがわかりました。
ですので、花粉症の症状に悩んでいるという人にはトマトジュースがおすすめです。
ただし、注意しなければならない点もあります。
スギ花粉症の人はトマトを食べると、唇や舌、口の中やのどに、かゆみやしびれなどがあらわれるなどの口腔アレルギーの症状が出ることがあります。
そのため、口腔アレルギーの症状が出る場合にはトマトとトマトジュースは避けるようにしましょう。
トマトジュースと花粉症の関係については、こちらの記事をご覧ください。
こちらの記事も読まれています
また、花粉症にはユーグレナもおすすめです。
ユーグレナとは、ユーグレナはわかめなどの藻の一種でありながら、野菜や魚、肉などに含まれる59種類の栄養素を摂ることができるスーパーフードです。
そして、ユーグレナ社の研究で、ユーグレナの摂取にはスギ花粉症の症状を軽くする可能性があることが示唆されています。
この研究では、スギ花粉症モデルマウスが、花粉症の直接的な症状を表す鼻掻き行動をするかどうかを通常のマウスとユーグレナを摂取したマウスを比べて調査しています。
その結果、ユーグレナを摂取したマウスが鼻掻き行動をする割合が低いことがわかりました。
そのため、スギ花粉症が辛いというかたはぜひユーグレナを試してみてください。
ユーグレナ社の研究についてさらに詳しくは以下をご覧ください。
こちらの記事も読まれています
美肌効果
トマトジュースには、リコピンが含まれています。
リコピンはメラニンの生成を抑えるはたらきがあります。
メラニンは皮膚や髪に含まれる色素で、紫外線から皮膚の細胞を守るはたらきがありますが、メラニンが過剰に生成されてしまうと、シミの原因になることがあります。
ですので、適度にリコピンを摂取することを心がけましょう。
そして、β-カロテンは肌の新陳代謝を促進する効果が期待できる栄養素です。
そのため、β-カロテンを摂取することで肌の乾燥などを抑えることができるでしょう。
リコピンやβ-カロテンを摂取して、美肌を目指しましょう。
また、ユーグレナにもβ-カロテンを含むさまざまな身体に良い栄養素が含まれています。
リコピン以外にも、さまざまな栄養素をバランス良く摂取することで、肌の免疫を高める効果が期待できますので、ぜひユーグレナを摂取してみてください。
ユーグレナと肌の関係については、以下の記事をご覧ください。
こちらの記事も読まれています
トマトジュースを飲むと、こんなにたくさんの嬉しい効果が期待できるんですね!
ユーグレナ 鈴木
はい!次に、トマトジュースを飲む際の注意点について解説していきます!
トマトジュースを飲む際の注意点
身体に良い栄養素が含まれているトマトジュースですが、たくさん飲めば良いというわけではありません。
以下で、1日に必要なトマトジュースの量について説明していきます。
1日の摂取量
トマトジュースは、基本的には1日に200mlがおすすめです。
多くても、コップ2杯分までを目安にしましょう。
また、トマトジュースは朝に飲んだほうがリコピンが吸収されやすいという研究結果が出ているので、ぜひ朝にトマトジュースを飲んでみてください。
トマトジュースには、花粉症対策や美肌効果などの嬉しい効果が期待できますが、たくさん飲めば良いというわけではありません。
トマトジュースの摂取量を守って、効率良くトマトジュースの栄養素を摂取しましょう。
飲みすぎるとどうなる?
リコピンなどの栄養素を手軽に摂取できるトマトジュースには、果糖ぶどう糖液糖が含まれていることがあります。
糖分を摂りすぎてしまうと、血糖のコントロールを乱してしまう可能性があります。
また、トマトジュースには塩分も多く含まれている場合があります。
塩分を摂りすぎてしまうと、体重が増えたり身体がむくんだりしてしまいます。
トマトには、糖質や塩分が多く含まれている場合があるので、トマトジュースを飲む前にパッケージの糖質量や塩分量をチェックするようにしましょう。
なるほど、身体に良いからといってたくさん飲んではいけないんですね。
ユーグレナ 鈴木
そうなんです。トマトジュースの正しい量を飲んで健康的な生活を目指しましょう。
トマトジュースより高コスパ!バランスよく栄養を摂取できるユーグレナとは?
上で説明したように、トマトジュースにはさまざまな栄養が含まれていて、身体に良い効果も期待できます。
トマトジュースに含まれている代表的な栄養素としては上記で紹介したようなリコピンやアスパラギン酸、β-カロテンなどがあります。
しかし、さまざまな栄養の摂取や、その他の効果も含めると、ユーグレナの方が断然おすすめです。
そもそもユーグレナとはわかめなどの藻の一種でありながら、動物と植物の特徴を合わせ持っているスーパーフードです。
そしてユーグレナには、13種類のビタミンや食物繊維など上記のような59種類の栄養素が含まれています。
他の野菜と比べてみてもバランスよく栄養が含まれていることがわかると思います。
そのため、栄養を摂取しようと思った際にはさまざまな栄養がバランスよく摂取できるユーグレナがおすすめなのです!
ユーグレナに期待できるその他の3つの効果
上記でユーグレナにはバランスよく栄養素が含まれていることを紹介しました。
近年さまざまな研究により、身体にさまざまな良い影響をもたらすと話題のユーグレナ。
栄養素が多く含まれていること以外にも、以下のような効果が期待できるので紹介します。
・睡眠の質の向上、ストレスの緩和
・免疫力を高める
・腸内環境の改善
睡眠の質の向上、ストレスの緩和
免疫力が下がってしまう原因の一つとして、ストレスや睡眠不足による自律神経の乱れがあげられます。
自律神経が乱れると免疫に関する細胞にも悪影響があり、免疫力が下がってしまうおそれがあります。
ユーグレナ社の研究では、ユーグレナを継続摂取することで、ストレスによる症状の抑制や睡眠の質を改善する可能性があることがわかっています。
研究内容については以下の記事で紹介しているので、ぜひご覧ください。
こちらの記事も読まれています
腸内環境の改善
そもそも腸には、全身の免疫細胞の約7割が集まっています。
腸が正常にはたらいていると、腸内の免疫細胞が体内に侵入しようとする病原菌などを排除し、身体をウイルスや細菌から守ります。
そのため、免疫力を保つためには腸の環境を改善し、そのはたらきを活発にすることが重要です。
ユーグレナには、食物繊維と似たはたらきをする「パラミロン」という栄養素が含まれています。
このパラミロンは、ユーグレナ独自の成分で身体に吸収されることはなく、そのまま体外へ排出されます。
このパラミロンが、腸内を綺麗にしてくれることで腸内環境を整えてくれる効果が期待できます。
研究内容については以下の記事で紹介しているので、ぜひご覧ください。
免疫力を高める
ユーグレナ特有成分のパラミロンには、免疫力を高めるという研究結果もございます。
研究によると、パラミロンが免疫細胞を活性化させたり、免疫細胞のバランスを保つように調節する可能性が示唆されています。
また、ユーグレナの摂取により、インフルエンザの症状を緩和する可能性もあるという研究もあります。
研究内容については以下の記事で紹介しているので、ぜひご覧ください。
こちらの記事も読まれています
ユーグレナおよびパラミロンが免疫細胞や神経細胞に作用することを示す研究結果を確認しました。
ユーグレナには、こんなにも免疫力を高める効果が期待できるんですね!
ユーグレナ 鈴木
はい!ぜひ一度お試しください!
まとめ
トマトジュースには、リコピンなどの身体に良い栄養素が含まれています。
トマトジュースを飲むことによって、花粉症予防や美肌効果などの嬉しい効果が期待できます。
飲みすぎに注意しながら、トマトジュースを飲んで身体に必要な栄養素を摂取してください。
また、さまざまな栄養が取れたり身体に良い飲み物として、ユーグレナも特におすすめです。
ユーグレナは59種類の栄養素をバランス良く摂取することができますし、ユーグレナは商品としてそのまま飲めるドリンクタイプや、水や牛乳に溶かして飲むパウダータイプ、ビタミン剤のように飲むサプリメントタイプがあります。
自分に合った方法で摂取できるので、オンラインショップなどで探してみてください。
今日は、トマトジュースの栄養について教えていただきありがとうございました。
ユーグレナ 鈴木
いえいえ、ぜひ健康のためにトマトジュースやユーグレナを飲んでみてください!
はい、ありがとうございます!
監修:鈴木 健吾
(研究開発担当 執行役員)
東京大学農学部生物システム工学専修を卒業。 2005年8月、取締役研究開発部長としてユーグレナ創業に参画、同年12月に、世界初となる微細藻類ユーグレナ(和名:ミドリムシ)の食用屋外大量培養に成功。 2016年東京大学大学院博士(農学)学位取得、2019年に北里大学大学院博士(医学)学位取得。 現在、ユーグレナ社研究開発担当の執行役員として、微細藻類ユーグレナの生産およびヘルスケア部門における利活用に関する研究等に携わる。 マレーシア工科大学マレーシア日本国際工科院客員教授、東北大学・未来型医療創造卓越大学院プログラム特任教授を兼任。 東北大学病院ユーグレナ免疫機能研究拠点研究責任者。著書に『ミドリムシ博士の超・起業思考 ユーグレナ最強の研究者が語る世界の変え方』(日経BP)など。