抹茶って身体に良いの?抹茶に含まれる栄養素と期待できる効果について解説!
抹茶が身体に良いって聞くんですけど、本当ですか?
ユーグレナ 鈴木
はい!抹茶には身体に良い栄養素がたくさん含まれているんですよ!
そうなんですね!どんな栄養素が含まれているんですか?
ユーグレナ 鈴木
はい!それでは抹茶に含まれている栄養素について解説していきます!
抹茶って身体に良いの?
以下の表は、抹茶に含まれている栄養素と、毎日の摂取が推奨される代表的な栄養素をまとめたものです。
栄養成分 | 含有量 | 推奨摂取量 |
たんぱく質 | 29.6g | 65g |
炭水化物 | 39.5g | 320g |
脂質 | 5.3g | 50g |
食物繊維 | 38.5g | 21g |
ビタミンA | 0μg | 860μg |
ビタミンC | 60mg | 100mg |
ビタミンD | 0μg | 8.5μg |
ビタミンE | 28mg | 6.0mg |
カリウム | 2700mg | 3000mg |
マグネシウム | 230mg | 340mg |
※含有量は、文部科学省の「食品成分データベース
」を参考に、し好飲料類/<茶類>/(緑茶類)/抹茶/茶100gあたりの値を記載しております。
※1日の推奨摂取量は、厚生労働省の「
日本人の食事摂取基準(2020年版)
」を参考に、成人男性(18~29歳)の1日の値を記載しております。
抹茶には食物繊維やカリウムなどの栄養素が含まれています。
食物繊維には糖尿病予防などの効果が期待されているため、高血糖に悩んでいる方にもおすすめです。
なるほど!抹茶には食物繊維などが含まれているんですね!
ユーグレナ 鈴木
そうなんです!次に抹茶に含まれる栄養素について詳しく解説していきます!
抹茶に含まれる栄養素
抹茶は緑茶の一種で、茶葉を粉末にしたもののことをいいます。
そんな抹茶には身体に良い栄養素が多く含まれているので、以下で解説していきます。
カテキン
カテキンは抹茶に含まれるポリフェノールの一種で、抹茶特有の苦み、渋み成分のもとになります。
そんなカテキンには殺菌作用、虫歯予防、肥満予防、糖尿病予防などたくさんの効果が期待できます。
カテキンが含まれている抹茶を飲んで、より良い生活を目指しましょう。
カフェイン
抹茶に含まれているカフェインは苦味のもとになる成分で、一般的な抹茶1.5gを200ml(コップ1杯)のお湯に溶かした場合、およそ150mgのカフェインが含まれています。
抹茶の他に、緑茶、玉露、コーヒーなどにもカフェインは含まれています。
カフェインは「アデノシン」という眠気の原因になる物質のはたらきを抑制する効果があるとされています。
このため、カフェインには眠気を覚ます効果が期待できるのです。
眠気を感じた際には、カフェインが含まれている抹茶を飲んで目を覚ますのもおすすめです。
ルテイン
抹茶には、目を保護するはたらきが期待できるルテインが含まれています。
ルテインは抹茶や玉露のような覆下茶(おおいしたちゃ)や、ほうれん草やキャベツなどの緑黄色野菜にも多く含まれる成分です。
ちなみに、覆下茶とは茶葉に覆いを被せて、日光を遮って育てられたお茶のことです。
ルテインが不足すると目が疲れやすくなったり、老目や白内障になるリスクが高くなる可能性が示唆されています。
ルテインが豊富に含まれている抹茶を飲んで、目の健康を目指しましょう。
テアニン
抹茶に含まれているテアニンはアミノ酸の一種で、爽やかな旨味と甘味を引き出す役割を担っています。
茶葉の育成期間に日光を遮ることで、お茶に含まれるテアニンの量が増加します。
このため、抹茶や玉露のような覆下茶にテアニンが多く含まれる傾向があるようです。
また、テアニンにはリラックス効果などが期待できます。
休憩する時などに、テアニンが含まれている抹茶を飲むことでしっかりリラックスできるかもしれません。
カリウム
抹茶にはカリウムが含まれています。
カリウムは余分な塩分を排出するはたらきがあり、塩分の摂りすぎなどを調整してくれることにより、高血圧の予防や改善の効果が期待できます。
カリウムは多くの食べ物に含まれているため、日常生活を送っている中で健康に悪影響が出るほど不足することはありません。
しかし、厚生労働省が発表した日本人のカリウムの1日当たりの食事摂取基準に、同じく厚生労働省が発表した日本人のカリウムの1日当たりの平均摂取量は届いていません。
ですので、高血圧が気になる人は、少し意識してカリウムを摂取するよう心がけましょう。
葉酸
葉酸は、ビタミンB12とともに赤血球の生産を助けるはたらきがあります。
そのため、葉酸には貧血を予防する効果が期待できます。
貧血の症状としては、めまいや立ちくらみなどがあげられます。
このような症状がある人は、葉酸を摂取することで、貧血の症状が和らぐかもしれません。
食物繊維
抹茶には食物繊維が含まれています。
抹茶の他には、緑茶や紅茶にも食物繊維が含まれています。
食物繊維は、腸内細菌のはたらきを助ける効果があるとされているため、腸内環境を整えてくれるでしょう。
この他にも食物繊維には、血糖値上昇の抑制や血液中のコレステロール濃度の低下などさまざまな効果が期待できます。
食物繊維を多く含む抹茶を飲んで、健康的な生活を目指しましょう。
また、ここまで抹茶の栄養素について解説をしてきましたが、さまざまな栄養を摂取するにはユーグレナもおすすめです。
ユーグレナには、今回紹介した食物繊維や葉酸などを含む59種類の栄養素がバランス良く含まれています。
ユーグレナに含まれている成分や、ユーグレナに期待できる嬉しい効果について、以下の記事で詳しく解説しているのでぜひご覧ください。
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なるほど、抹茶にはこれらの栄養素も含まれているんですね!
ユーグレナ 鈴木
そうなんです!次に抹茶に期待できる嬉しい効果を紹介します!
抹茶に期待できる嬉しい効果4選
上記で紹介したように、カテキンには食物繊維などの身体に良い栄養素が含まれています。
以下で、抹茶に含まれる栄養素にどのような効果が期待できるのか解説していきます。
花粉症予防
抹茶にはカテキンが含まれています。
カテキンは花粉症などのアレルギー反応の原因となるマスト細胞の活性化を抑制し、鼻のかゆみや鼻づまりの原因であるヒスタミンの放出を抑えると考えられています。
このため、カテキンが含まれている抹茶を飲むことで花粉症の予防が期待できるでしょう。
糖尿病予防
上記で紹介したように抹茶には食物繊維が含まれています。
食物繊維を摂取することで、血糖値の急激な上昇を抑えることができるため、糖尿病予防の役に立つとされています。
暴飲暴食を避けた食生活や適度な運動だけでなく、食物繊維が含まれている抹茶を飲んで糖尿病を予防するように心がけましょう。
肥満予防
上記で紹介したように抹茶には食物繊維が含まれています。
食物繊維には、糖質の吸収を抑える効果が期待できます。
体内で消費できなかった糖質は、体脂肪として体内に蓄えられてしまうのです。
このため、食物繊維が含まれている抹茶を飲んで糖質の吸収を抑えることで、肥満予防につながるでしょう。
リラックス効果
抹茶にはテアニンが含まれています。
テアニンを摂取することで副交感神経が活性化されるとされています。
副交感神経が活性化されると、身体の緊張がほぐれたり、心拍数が低下するとされているためリラックス効果が期待できるのです。
疲れを感じたタイミングで、抹茶を飲みながら休憩することで、リラックスできるかもしれません。
抹茶を飲むと嬉しい効果が期待できるんですね!
ユーグレナ 鈴木
はい!ぜひ抹茶を飲んでみてください!
抹茶を飲む際の注意点
身体に良い栄養素が含まれている抹茶ですが、抹茶を飲むタイミングや飲みすぎには注意が必要です。。
例えば、抹茶に含まれているカフェインは摂取するタイミングに注意をしないと、身体に悪い影響が出ることがあります。
カフェインには入眠を妨げたり、睡眠を浅くする可能性があるため、就寝前にカフェインを摂取する際には気をつける必要があります。
カフェインの効果は3時間程度持続するといわれているため、就寝の3~4時間前にはカフェインの含まれる抹茶は摂取しないようにしましょう。
また抹茶にはシュウ酸が含まれています。
シュウ酸を摂りすぎると、尿管結石になってしまう可能性が指摘されています。
シュウ酸はほうれん草などに含まれる栄養素で、カルシウムと結合しやすいとされています。
シュウ酸の摂取量が多いと、身体の中でシュウ酸とカルシウムが結合して、尿管結石を引き起こしてしまう場合があります。
尿管結石は激痛を伴い、再発することも多いので、注意が必要な病気です。
抹茶を寝る直前に飲んだり、飲みすぎないように注意するようにしましょう。
なるほど!抹茶を飲むタイミングには注意が必要なんですね!
ユーグレナ 鈴木
はい!抹茶の飲みすぎにも気をつけてください!
まとめ
当記事では抹茶に含まれている栄養素や、抹茶に期待できる嬉しい効果について解説しました。
抹茶を飲むことで、糖尿病や肥満の予防につながることなどをご理解いただけたかと思います。
飲みすぎないように気をつけながら、さまざまな嬉しい効果が期待できる抹茶を飲んでみましょう。
また、上記で紹介したよう抹茶にはいくつかの効果が期待できますが、ユーグレナにも花粉症予防などさまざまな嬉しい効果が期待できます。
ユーグレナについて、詳しい情報は以下の記事をご覧ください。
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今日は抹茶について教えていただきありがとうございました!
ユーグレナ 鈴木
いえいえ、健康のためにもぜひ抹茶やユーグレナを飲んでみてください。
はい、ありがとうございます!
監修:鈴木 健吾
(研究開発担当 執行役員)
東京大学農学部生物システム工学専修を卒業。 2005年8月、取締役研究開発部長としてユーグレナ創業に参画、同年12月に、世界初となる微細藻類ユーグレナ(和名:ミドリムシ)の食用屋外大量培養に成功。 2016年東京大学大学院博士(農学)学位取得、2019年に北里大学大学院博士(医学)学位取得。 現在、ユーグレナ社研究開発担当の執行役員として、微細藻類ユーグレナの生産およびヘルスケア部門における利活用に関する研究等に携わる。 マレーシア工科大学マレーシア日本国際工科院客員教授、東北大学・未来型医療創造卓越大学院プログラム特任教授を兼任。 東北大学病院ユーグレナ免疫機能研究拠点研究責任者。