さつまいもって身体に良いの?さつまいもに含まれる栄養素と期待できる嬉しい効果について解説!
さつまいもが身体に良いって聞くんですけど、本当ですか?
ユーグレナ 鈴木
本当です!さつまいもには身体に良い栄養素が含まれているんです!
そうなんですね!さつまいもについてもっと詳しく教えてください!
ユーグレナ 鈴木
はい!まずはさつまいもに含まれている栄養素について解説していきます!
さつまいもって身体に良いの?
以下の表は、さつまいもに含まれている栄養素と、毎日の摂取が推奨される代表的な栄養素をまとめたものです。
栄養成分 | 含有量 | 推奨摂取量 |
たんぱく質 | 1.2g | 65g |
炭水化物 | 31.9g | 320g |
脂質 | 0.2g | 50g |
食物繊維 | 2.2g | 21g |
ビタミンA | 2μg | 860μg |
ビタミンC | 29mg | 100mg |
ビタミンD | 0μg | 8.5μg |
ビタミンE | 1.5mg | 6.0mg |
カリウム | 480mg | 3000mg |
マグネシウム | 24mg | 340mg |
※含有量は、文部科学省の「食品成分データベース
」を参考にさつまいも(いも及びでん粉類/<いも類>/(さつまいも類)/さつまいも/塊根/皮なし/生)100gあたりの値を記載しております。
※1日の推奨摂取量は、厚生労働省の「
日本人の食事摂取基準(2020年版)
」を参考に、成人男性(18~29歳)の1日の値を記載しております。
さつまいもには、ビタミンCやビタミンE、カリウムなどが豊富に含まれています。
さまざまな栄養素を摂取できる食材であるため、積極的に食事に取り入れるようにしましょう。
なるほど!さつまいもにはビタミンCなどが含まれているんですね。
ユーグレナ 鈴木
そうなんです。次にさつまいもに含まれる栄養素について詳しく解説していきます!
さつまいもに含まれる栄養素
さつまいもには身体に良いさまざまな栄養素が含まれています。
以下で、具体的にどのような栄養素がさつまいもに含まれているのか解説します。
でんぷん
さつまいもの主成分はでんぷんです。
でんぷんは植物が光合成をすることで生成される炭水化物です。
でんぷんは65度以上で加熱することによって糖質に変化するため、さつまいもは加熱することで甘味が増すという特徴があります。
しかし、でんぷんを糖に変化させる物質であるアミラーゼは、80度を超えるとはたらきが弱くなってしまいますので、温度を上げすぎると甘味が損なわれる可能性があります。
そのため、さつまいもを65〜80度の間で加熱することで、より甘味が増すとされています。
さつまいもを加熱する際は上記のような点を意識してみましょう。
ヤラピン
さつまいもにはヤラピンが含まれています。
ヤラピンは加熱していないさつまいもを切った際に出てくる白い液の成分になっています。
また、ヤラピンには腸内のビフィズス菌のはたらきを活性化する効果があるとされています。
そのため、ヤラピンを摂取することで腸内環境を改善できるかもしれません。
便秘などに悩んでいる人はヤラピンを摂取してみるのもおすすめです。
ビタミンC
さつまいもにはビタミンCが含まれています。
ビタミンCには抗酸化作用があり、風邪などの病気に対する抵抗力を強めるはたらきがあります。
さらにビタミンCが持つ抗酸化作用には、シミやシワを防ぐはたらきがあるため美肌の効果にも期待ができます。
また、ビタミンCは本来熱に弱いという性質がありますが、さつまいもに含まれているビタミンCは、でんぷんによって保護されているため、加熱による影響が小さいとされています。
そのため、焼き芋などを作る際にさつまいもを加熱しても、さつまいもに含まれているビタミンCを摂取することができるでしょう。
ビタミンCを摂取して、より健康的な生活を目指しましょう。
ビタミンE
さつまいもにはビタミンEが含まれています。
ビタミンEには抗酸化作用があるので、身体の酸化を防ぐはたらきがあるとされています。
そのため、ビタミンEには酸化が原因となる老化や動脈硬化の予防が期待できます。
ビタミンEを摂取して、健康的な生活を目指しましょう。
カリウム
さつまいもにはカリウムが含まれています。
カリウムは余分な塩分を排出するはたらきがあり、塩分の摂りすぎなどを調整してくれることにより、高血圧の予防や改善の効果が期待できます。
カリウムは多くの食べ物に含まれているため、日常生活を送っている中で健康に悪影響が出るほど不足することはありません。
しかし、厚生労働省が発表した日本人のカリウムの1日当たりの食事摂取基準に、同じく厚生労働省が発表した日本人のカリウムの1日当たりの平均摂取量は届いていません。
ですので、高血圧が気になる方は、少し意識してカリウムを摂取するよう心がけましょう。
銅
さつまいもにはミネラル成分である銅が含まれています。
銅は、鉄などを成分とするヘモグロビンの合成を助けるはたらきがあります。
そのため、銅が足りていないとヘモグロビンがうまく作られず、貧血の原因となってしまいます。
また、銅は免疫細胞のエネルギー代謝に関わる構成成分でもあるので、免疫力を上げる効果が期待できます。
健康的な生活を送るためにも銅を摂取するようにしましょう。
また、ここまでさつまいもの栄養素について解説をしてきましたが、さまざまな栄養を摂取するにはユーグレナもおすすめです。
ユーグレナには今回紹介したビタミンCやカリウムなどを含んだ59種類の栄養素がバランス良く含まれています。
ユーグレナに含まれている成分や、ユーグレナに期待できる嬉しい効果について、以下の記事で詳しく解説しているのでぜひご覧ください。
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さつまいもにはこれらの栄養素が含まれているんですね!
ユーグレナ 鈴木
そうなんです!次にさつまいもに期待できる嬉しい効果を紹介します!
さつまいもに期待できる嬉しい効果3選
上記で紹介したように、さつまいもには食物繊維やビタミンCなどの身体に欠かせない大切な栄養素が含まれています。
それでは、さつまいもにはどのような効果があるのでしょうか。
以下で、さつまいもに期待できる嬉しい効果について解説していきます。
美肌効果
さつまいもにはビタミンCが含まれています。
上記で紹介したように、ビタミンCには肌の健康を保つ効果が期待できます。
この他にも、ビタミンCはメラニンの生成を抑えるはたらきがあります。
メラニンは皮膚や髪に含まれる色素で、紫外線から皮膚の細胞を守るはたらきがありますが、メラニンが過剰に生成されてしまうと、シミの原因になることがあります。
ですので、適度にビタミンCを摂取することを心がけましょう。
また、ユーグレナにもビタミンCを含むさまざまな身体に良い栄養素が含まれています。
ビタミンC以外にも、さまざまな栄養素をバランス良く摂取することで、肌の免疫を高める効果が期待できますので、ぜひユーグレナを摂取してみてください。
ユーグレナと肌の関係については、以下の記事をご覧ください。
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身体の酸化を防ぐ
たらこには、ビタミンEが含まれています。
ビタミンEは、抗酸化作用のある脂溶性のビタミンです。
上記で紹介したように、ビタミンEには身体の酸化を防ぐはたらきがあります。
身体が酸化する原因の一つが、活性酸素です。
ビタミンEを摂取することで活性酸素のはたらきを抑え、身体の酸化によって起こる動脈硬化を予防する効果も期待できます。
高血圧予防
高血圧の原因の一つとして塩分の摂り過ぎがあります。
そして、さつまいもに含まれているカリウムには身体から余分な塩分を排出するはたらきがあるとされています。
カリウムは多くの食べ物に含まれているため、日常生活の中で不足することはありませんが、高血圧が気になる方は少し意識してカリウムを摂取するようにしましょう。
また、そもそも高血圧の原因として肥満やストレス、喫煙などの、普段の生活習慣に関わるものもありますので、日頃の生活の中で気をつけるようにしましょう。
なるほど!さつまいもにはいくつかの効果が期待できるんですね!
ユーグレナ 鈴木
そうなんです!ぜひさつまいもを食べてみてください!
美味しいさつまいもの選び方
上記で、さつまいもに身体に良い栄養素が含まれていて、美肌効果などの嬉しい効果が期待できることを解説しました。
せっかくさつまいもを食べるなら、美味しいさつまいもを選びたいですよね。
そこで、美味しいさつまいもを食べるための選び方を紹介します。
さつまいもを選ぶ際は、太いさつまいもを選ぶと良いでしょう。
細いさつまいもは繊維質で、あまり美味しくないかも知れません。
美味しいさつまいもを選んで積極的に食事に取り入れるようにしましょう。
なるほど!さつまいもを選ぶ際は太さに注目するようにします!
ユーグレナ 鈴木
はい!ぜひ参考にしてください!
種類別にさつまいもを紹介!
さつまいもにはいくつかの品種があります。
以下で、代表的な品種について紹介します。
鳴門金時
鳴門金時は主に徳島県で生産されている品種のさつまいもです。
鳴門金時は海のミネラルを吸収しながら育つので美味しくなるとされています。
また、鳴門金時は糖度が高い傾向があるのでスイートポテトなどのお菓子作りの材料にするのもおすすめです。
紅はるか
紅はるかは2010年に誕生した比較的新しい品種です。
紅はるかはホクホクとした食感が特徴です。
安納芋
安納芋は主に種子島などで生産されている品種のさつまいもです。
安納芋は他のさつまいもと比べてショ糖が多く含まれていて、しっとりとした食感があります。
なるほど!さつまいもにはこんなに種類があるんですね!
ユーグレナ 鈴木
そうなんです!ぜひ参考にしてください!
まとめ
当記事ではさつまいもに含まれている栄養素や、さつまいもに期待できる嬉しい効果について解説しました。
さつまいもには、整腸効果や美肌効果などが期待できることを理解いただけたかと思います。
さまざまな栄養素が含まれているさつまいもを食べてみましょう。
また、効率良く栄養を摂取する上で、ユーグレナがおすすめです。
ユーグレナには身体に良い59種類もの栄養素がバランス良く含まれています。
ユーグレナに含まれている成分や、ユーグレナに期待できる嬉しい効果について、以下の記事で詳しく解説しているのでぜひご覧ください。
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今日はさつまいもについて教えていただきありがとうございました!
ユーグレナ 鈴木
いえいえ、健康のためにもぜひさつまいもやユーグレナを生活に取り入れてみてください。
はい、ありがとうございます!
監修:鈴木 健吾
(研究開発担当 執行役員)
東京大学農学部生物システム工学専修を卒業。 2005年8月、取締役研究開発部長としてユーグレナ創業に参画、同年12月に、世界初となる微細藻類ユーグレナ(和名:ミドリムシ)の食用屋外大量培養に成功。 2016年東京大学大学院博士(農学)学位取得、2019年に北里大学大学院博士(医学)学位取得。 現在、ユーグレナ社研究開発担当の執行役員として、微細藻類ユーグレナの生産およびヘルスケア部門における利活用に関する研究等に携わる。 マレーシア工科大学マレーシア日本国際工科院客員教授、東北大学・未来型医療創造卓越大学院プログラム特任教授を兼任。 東北大学病院ユーグレナ免疫機能研究拠点研究責任者。著書に『ミドリムシ博士の超・起業思考 ユーグレナ最強の研究者が語る世界の変え方』(日経BP)など。