白菜って身体に良いの?白菜に含まれる栄養素と期待できる効果について解説!
白菜に栄養ってあるんですか?
ユーグレナ 鈴木
白菜の成分の約9割は水分ですが、身体に良い栄養素も含まれているんですよ!
そうなんですか?白菜についてもっと詳しく教えてください!
ユーグレナ 鈴木
もちろんです!それでは、白菜に含まれている栄養素について解説していきますね!
白菜って身体に良いの?
以下の表は、白菜に含まれている栄養素と、毎日の摂取が推奨される代表的な栄養素をまとめたものです。
栄養成分 | 含有量 | 推奨摂取量 |
たんぱく質 | 0.8g | 65g |
炭水化物 | 3.2g | 320g |
脂質 | 0.1g | 50g |
食物繊維 | 1.3g | 21g |
ビタミンA | 8μg | 860μg |
ビタミンC | 19mg | 100mg |
ビタミンD | 0μg | 8.5μg |
ビタミンE | 0.2mg | 6.0mg |
カリウム | 220mg | 3000mg |
マグネシウム | 10mg | 340mg |
※含有量は、文部科学省の「食品成分データベース
」を参考に白菜(野菜類/はくさい/結球葉/生)100gあたりの値を記載しております。
※1日の推奨摂取量は、厚生労働省の「
日本人の食事摂取基準(2020年版)
」を参考に、成人男性(18~29歳)の1日の値を記載しております。
白菜には抗酸化作用のあるビタミンCが含まれているため、美肌効果や風邪を予防する効果が期待できます。
そのため、肌の調子や体調を整えたい人におすすめです。
三大栄養素を含む主食や肉、魚などと組み合わせ、バランスの良い食事を心がけましょう。
なるほど!白菜にはビタミンCなどが含まれているんですね。
ユーグレナ 鈴木
そうなんです。白菜には栄養がないと勘違いされがちですが、身体に良い栄養素が含まれているんです!!
白菜には栄養がない?
白菜の成分はおよそ9割が水分です。
そのため、白菜自体の味の主張はそれほど強くなく、幅広い料理に使えるとても便利な野菜です。
しかし、白菜の成分のうち約9割は水分からできていると聞くと、栄養がないように思えてしまいますよね。
確かに、他の野菜や果物に比べたら、白菜に含まれている栄養素は少ないかもしれません。
ですが、全く栄養素が入っていないわけではなく、白菜にも身体に良い栄養素が含まれているのです。
なるほど!白菜には水分が多く含まれているんですね!
ユーグレナ 鈴木
そうなんです!続いて、白菜に含まれている栄養素を解説していきますね!
白菜に含まれる栄養素
白菜の成分はおよそ9割が水分ですが、水分以外にも身体に良い栄養素が含まれています。
以下で、白菜に含まれている栄養素について解説していきます。
ビタミンC
白菜にはビタミンCが含まれています。
ビタミンCには抗酸化作用があり、風邪などの病気に対する抵抗力を強めるはたらきがあります。
さらにビタミンCが持つ抗酸化作用には、シミやシワを防ぐはたらきがあるため美肌の効果にも期待ができます。
ビタミンCを摂取して、より良い生活を目指しましょう。
ビタミンK
白菜には、ビタミンKが含まれています。
ビタミンKは、油に溶けやすい脂溶性のビタミンです。
ビタミンKには、カルシウムの吸収を助けるはたらきがあります。
そして、ビタミンKが不足してしまうと、カルシウムが骨に吸収されにくくなり、骨がもろくなってしまう場合があります。
ビタミンKは脂溶性のビタミンなので、油と一緒に摂取したり、炒め物にしたりして摂取すると効率良く栄養を摂取することができるのでおすすめです。
骨を健康に保つためにも、ビタミンKを意識して摂取するように心がけてみましょう。
葉酸
白菜には葉酸が含まれています。
葉酸は、ビタミンB12とともに赤血球の生産を助けるはたらきがあります。
そのため、葉酸には貧血を予防する効果が期待できます。
貧血の症状としては、めまいや立ちくらみなどがあげられます。
このような症状がある人は、葉酸を摂取することで、貧血の症状が和らぐかもしれません。
イソチオシアネート
白菜には、イソチオシアネートが含まれています。
イソチオシアネートはアブラナ科の野菜に含まれる辛味成分であり、殺菌作用や抗炎症作用があります。
イソチオシアネートには、ウイルスや細菌などの異物から身体を守る白血球を活発化させる効果があるため、風邪の予防や症状の抑制の効果が期待できます。
また、ここまで白菜の栄養素について解説をしてきましたが、さまざまな栄養を摂取するにはユーグレナもおすすめです。
ユーグレナには今回紹介したビタミンCやビタミンK、葉酸などを含む59種類の栄養素がバランス良く含まれています。
ユーグレナに含まれている成分や、ユーグレナに期待できる嬉しい効果について、以下の記事で詳しく解説しているのでぜひご覧ください。
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なるほど、白菜に含まれている栄養素についてよくわかりました!
ユーグレナ 鈴木
はい!続いて、白菜に期待できる嬉しい効果について解説していきます!
白菜に期待できる嬉しい効果5選
白菜には、ビタミンCやビタミンKなどの身体に欠かせない大切な栄養素が含まれています。
これらの栄養素が含まれている白菜には、どのような嬉しい効果が期待できるのでしょうか。
以下で、白菜に期待できる嬉しい効果について解説していきます。
美肌効果
白菜にはビタミンCが含まれています。
上記で紹介したように、ビタミンCには肌の健康を保つ効果が期待できます。
この他にも、ビタミンCはメラニンの生成を抑えるはたらきがあります。
メラニンは皮膚や髪に含まれる色素で、紫外線から皮膚の細胞を守るはたらきがありますが、メラニンが過剰に生成されてしまうと、シミの原因になることがあります。
ですので、適度にビタミンCを摂取することを心がけましょう。
また、ユーグレナにもビタミンCを含むさまざまな身体に良い栄養素が含まれています。
ビタミンC以外にも、さまざまな栄養素をバランス良く摂取することで、肌の免疫を高める効果が期待できますので、ぜひユーグレナを摂取してみてください。
ユーグレナと肌の関係については、以下の記事をご覧ください。
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風邪予防
白菜にはビタミンCが含まれています。
ビタミンCは白血球のはたらきを助ける効果があるとされています。
白血球には細菌やウイルスから身体を守るはたらきがあるため、白血球のはたらきを助けることで、風邪を予防できる可能性があるのです。
また、ビタミンC自体にも細菌やウイルスに対抗する力があるとされています。
風邪を予防するためには、手洗いやうがいだけではなく、ビタミンCを摂取することも大切です。
骨折予防
白菜に含まれているビタミンKには、骨折予防の効果が期待できます。
ビタミンKには、骨にカルシウムを取り込む際に必要なたんぱく質を活性化するはたらきがあります。
たんぱく質が活性化されることで、カルシウムの吸収率が上がるのです。
骨にカルシウムがしっかりと取り込まれることで、骨が丈夫になります。
ですが、ビタミンKが不足してしまうと、骨がもろくなり骨折しやすくなってしまう可能性があります。
丈夫な骨を保つためにも、ビタミンKを意識して摂取するように心がけましょう。
貧血予防
白菜には葉酸が含まれています。
葉酸は赤血球の生産を助けるはたらきがあるとされています。
そのため、葉酸を摂取することで貧血予防につながるでしょう。
貧血を予防するために、葉酸を摂取するようにしましょう。
ダイエット効果
白菜のカロリーは、100gあたり13kcalです。
そのため、ダイエット中におすすめの食材です。
鍋やおひたしなどにすると、白菜のカサが減ってたくさん食べられるので満腹感が得られるでしょう。
ダイエット中の食事に、低カロリーな白菜を取り入れてみるのも良いかもしれません。
なるほど!白菜にはいくつかの効果が期待できるんですね!
ユーグレナ 鈴木
そうなんです!ぜひ白菜を食べてみてください!
美味しい白菜の選び方
上記で、白菜に身体に良い栄養素が含まれていて、美肌効果などの嬉しい効果が期待できることを解説しました。
せっかく白菜を食べるなら、美味しい白菜を選びたいですよね。
そこで、美味しい白菜を食べるための選び方を紹介します。
丸ごと白菜を買う際には、根に近い部分にふっくらと張りがあるものを選びましょう。
根がふっくらとしている白菜は、一枚一枚が肉厚で水分を十分に含んでいる証拠です。
また、カットされた白菜を買う際には、根本がみずみずしいものを選ぶようにしましょう。
カットされてから時間が経ってしまうと、切り口が乾燥して黄色に変色し、白菜の味も落ちてしまいます。
白菜の約9割は水分からできているので、白菜のみずみずしさに着目すると美味しい白菜が選べるでしょう。
なるほど!白菜を選ぶ際は白菜の水分量に注目するようにします!
ユーグレナ 鈴木
はい!ぜひ参考にしてください!
まとめ
当記事では白菜に含まれている栄養素や、白菜に期待できる嬉しい効果について解説しました。
白菜には美肌効果などが期待できることをご理解いただけたかと思います。
白菜は、どの料理にもうまく溶け込んでくれるので、ぜひ色々な白菜の食べ方に挑戦してみてください。
今日は白菜について教えていただきありがとうございました!
ユーグレナ 鈴木
いえいえ、健康のためにも、ぜひ白菜やユーグレナを生活に取り入れてみてください。
はい、ありがとうございます!
監修:鈴木 健吾
(研究開発担当 執行役員)
東京大学農学部生物システム工学専修を卒業。 2005年8月、取締役研究開発部長としてユーグレナ創業に参画、同年12月に、世界初となる微細藻類ユーグレナ(和名:ミドリムシ)の食用屋外大量培養に成功。 2016年東京大学大学院博士(農学)学位取得、2019年に北里大学大学院博士(医学)学位取得。 現在、ユーグレナ社研究開発担当の執行役員として、微細藻類ユーグレナの生産およびヘルスケア部門における利活用に関する研究等に携わる。 マレーシア工科大学マレーシア日本国際工科院客員教授、東北大学・未来型医療創造卓越大学院プログラム特任教授を兼任。 東北大学病院ユーグレナ免疫機能研究拠点研究責任者。著書に『ミドリムシ博士の超・起業思考 ユーグレナ最強の研究者が語る世界の変え方』(日経BP)など。