にしんって身体に良いの?にしんに含まれる栄養素と期待できる嬉しい効果について解説!
最近にしんを食べたんですけど、にしんに栄養は含まれているんですか?
ユーグレナ 鈴木
にしんには三大栄養素の一つであるたんぱく質や、DHA、EPAなどの栄養素が含まれているんですよ!
そうなんですね!にしんについてもっと詳しく教えてください!
ユーグレナ 鈴木
はい!まずはにしんに含まれる栄養素について解説していきます!
にしんって身体に良いの?
以下の表は、にしんに含まれている栄養素と、毎日の摂取が推奨される代表的な栄養素をまとめたものです。
栄養成分 | 含有量 | 推奨摂取量 |
たんぱく質 | 17.4g | 65g |
炭水化物 | 0.1g | 320g |
脂質 | 15.1g | 50g |
食物繊維 | 0g | 21g |
ビタミンA | 18μg | 860μg |
ビタミンC | Tr mg | 100mg |
ビタミンD | 22μg | 8.5μg |
ビタミンE | 3.1mg | 6.0mg |
カリウム | 350mg | 3000mg |
マグネシウム | 33mg | 340mg |
※含有量は、文部科学省の「食品成分データベース
」を参考に、にしん(魚介類/魚類/にしん/生)100gあたりの値を記載しております。
※1日の推奨摂取量は、厚生労働省の「
日本人の食事摂取基準(2020年版)
」を参考に、成人男性(18~29歳)の1日の値を記載しております。
※Tr:栄養素の含有量が最小記載量の1/10以上かつ5/10未満という意味です。
にしんには、たんぱく質や脂質が多く含まれています。
ご飯や納豆と一緒に食べると、1回の食事で十分な量の三大栄養素を摂取することができるでしょう。
また、たんぱく質には筋肉を増やす効果があるため、身体を鍛えたい人にはおすすめです。
なるほど!にしんには、たんぱく質や脂質が多く含まれているんですね!
ユーグレナ 鈴木
そうなんです。続いて、にしんに含まれる栄養素について詳しく解説していきます!
にしんに含まれる栄養素
上記で紹介したたんぱく質に加え、にしんには身体に良い栄養素がいくつか含まれています。
以下で、にしんに含まれている栄養素について解説します。
たんぱく質
にしんにはたんぱく質が含まれています。
たんぱく質は血液や皮膚、筋肉、内臓などを構成するための栄養素です。
たんぱく質は身体の中で分解されアミノ酸に変わります。
分解されたアミノ酸には血液、皮膚、筋肉、内臓などを構成するはたらきがあるのです。
また、アミノ酸には体内に入ってきた細菌やウイルスなどと戦ってくれる役割もあります。
そのため、たんぱく質が不足してしまうと免疫力が低くなってしまう可能性があります。
健康的な生活のためにも、たんぱく質を摂取できる肉や魚、卵や大豆などをバランス良く食事に取り入れるように心がけることが大切です。
EPA(エイコサペンタエン酸)
にしんにはEPAが含まれています。
EPAは青魚に多く含まれており、健康維持のために重要な脂肪酸です。
EPAには血流を良くするはたらきがあり、血圧の上昇や血管の詰まりを防ぐ効果が期待できます。
そして、EPAにはアレルギーを促進する酵素を抑制するはたらきもあります。
そのため、EPAを摂取することで、アトピーや花粉症などの症状を和らげる効果も期待できるのです。
また、EPAは体内で合成することが不可能なため、青魚やサプリメントから摂取する必要があります。
積極的にEPAを摂取して、健康維持をしましょう。
DHA(ドコサヘキサエン酸)
にしんにはDHAが含まれています。
DHAは、EPAと同じく青魚から摂取できる成分です。
DHAの主な効果は、EPAと同様に血流改善です。
そして、DHAにはアレルギーの原因となる酵素を阻害するはたらきがあるため、アトピーや花粉症を予防する効果も期待できます。
また、EPAを摂取することでDHAを体内で合成することができます。
さらに、EPAとDHAには相乗効果があるため、セットで摂取するとより血流改善の効果が期待できます。
そして、ここまでにしんの栄養素について解説をしてきましたが、さまざまな栄養を摂取するにはユーグレナもおすすめです。
ユーグレナに含まれている成分や、ユーグレナに期待できる嬉しい効果について、以下の記事で詳しく解説しているのでぜひご覧ください。
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なるほど!にしんにはこのような栄養素も含まれているんですね!
ユーグレナ 鈴木
そうなんです!続いて、にしんに期待できる嬉しい効果について解説していきますね!
にしんに期待できる嬉しい効果2選
上記で紹介したように、にしんにはたんぱく質やEPA・DHAなどの身体に良い栄養素が含まれています。
それでは、にしんにはどのような効果があるのでしょうか。
以下で、にしんに期待できる嬉しい効果について解説していきます。
筋肉を作る
にしんには、たんぱく質が含まれています。
たんぱく質は、健康維持に欠かせない三大栄養素の一つです。
上記で紹介したように、たんぱく質には筋肉を作る効果が期待できます。
筋トレ前後にたんぱく質を摂ることでより効率的に筋肉を増やせるため、身体を鍛えたいという人におすすめです。
筋肉を付けたい方は、筋トレだけでなく、同時にたんぱく質を摂取することを意識しましょう。
血流を良くする
にしんには、DHAが含まれています。
DHAには、血管壁や赤血球の細胞膜を柔らかくする効果があるため、血流が良くなる可能性があります。
もし血流が悪くなってしまうと、脳梗塞や心筋梗塞などの病気に繋がる恐れがあります。
にしんに含まれるDHAを摂取することで、血流を促進し、上記のような病気のリスクを下げることもできるのです。
血流を良くし、健康な身体を保ちたい人は、DHAを積極的に摂取しましょう。
なるほど!にしんを食べるとこのような嬉しい効果が期待できるんですね!
ユーグレナ 鈴木
そうなんです!ぜひにしんを食生活の中に取り入れてみてください!
美味しいにしんの食べ方
上記で、にしんに期待できる嬉しい効果について解説しました。
せっかくなら、にしんを美味しく食べられる調理法も知りたいですよね。
以下では、美味しいにしんの食べ方を紹介します。
塩焼き
にしんには脂が豊富に含まれているため、焼くと旨味が増します。
焼く前に全体に塩を振り、しばらく寝かせて置いておくのがポイントです。
塩を振っておくことで臭みが消え、より塩味を染み込ませることができます。
にしんの塩焼きは、調理工程も少ないので、手間をかけず、美味しく食べたいという人におすすめです。
煮物
ニシンの煮物は、口の中で広がる旨味を楽しめる一品です。
下処理として、ニシンに料理酒をかけておくと臭みを抑えることができます。
また、ニシンの中まで味が染み込むよう、十字に切り込みを入れておきましょう。
煮るときに落し蓋をしておくのも、味を染み込ませるポイントです。
刺身
新鮮なにしんは、火を通さずに刺身として食べても美味しいです。
王道に醤油をつけて食べるのも美味しいですが、レモン汁やポン酢など、好きな調味料で味を変えるのもおすすめです。
ただ、にしんを自分で捌く場合は骨抜きなどの細かい作業が必要になります。
また、にしんを生で食べる場合には食中毒の原因となるアニサキスという寄生虫がいる場合があるので、目視でアニサキスがいないか確認するようにしましょう。
なるほど!にしんには、美味しい食べ方がいくつもあるんですね!
ユーグレナ 鈴木
そうなんです!ぜひ参考にしてください!
まとめ
当記事では、にしんに含まれている栄養素や、にしんに期待できる嬉しい効果について解説しました。
にしんには、筋肉を作るなどの効果が期待できることを理解いただけたかと思います。
皆さんもぜひ、さまざまな栄養素が含まれているにしんを食べてみてください。
今日はにしんについて教えていただきありがとうございました!
ユーグレナ 鈴木
いえいえ、健康のためにもぜひにしんやユーグレナを食べてみてください。
はい、ありがとうございます!
監修:鈴木 健吾
(研究開発担当 執行役員)
東京大学農学部生物システム工学専修を卒業。 2005年8月、取締役研究開発部長としてユーグレナ創業に参画、同年12月に、世界初となる微細藻類ユーグレナ(和名:ミドリムシ)の食用屋外大量培養に成功。 2016年東京大学大学院博士(農学)学位取得、2019年に北里大学大学院博士(医学)学位取得。 現在、ユーグレナ社研究開発担当の執行役員として、微細藻類ユーグレナの生産およびヘルスケア部門における利活用に関する研究等に携わる。 マレーシア工科大学マレーシア日本国際工科院客員教授、東北大学・未来型医療創造卓越大学院プログラム特任教授を兼任。 東北大学病院ユーグレナ免疫機能研究拠点研究責任者。