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サザエって身体に良いの?サザエに含まれる栄養素と期待できる嬉しい効果について解説!

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疑問

最近サザエを食べたんですけど、サザエに栄養は含まれているんですか?

ユーグレナ 鈴木
ユーグレナ 鈴木

サザエには三大栄養素の一つである、たんぱく質などの栄養素が含まれているんですよ!

納得

そうなんですね。サザエについてもっと詳しく教えてください!

ユーグレナ 鈴木
ユーグレナ 鈴木

はい!まずはサザエに含まれている栄養素について解説していきます!

サザエって身体に良いの?

サザエ

以下の表は、サザエに含まれている栄養素と、毎日の摂取が推奨される代表的な栄養素をまとめたものです。

栄養成分 含有量 推奨摂取量
たんぱく質 19.4g 65g
炭水化物 0.8g 320g
脂質 0.4g 50g
食物繊維 0g 21g
ビタミンA 31μg 860μg
ビタミンC 1mg 100mg
ビタミンD 0μg 8.5μg
ビタミンE 2.3mg 6.0mg
カリウム 250mg 3000mg
マグネシウム 54mg 340mg

※含有量は、文部科学省の「食品成分データベース 」を参考に、サザエ(魚介類/<貝類>/さざえ/生)100gあたりの値を記載しております。
※1日の推奨摂取量は、厚生労働省の「 日本人の食事摂取基準(2020年版) 」を参考に、成人男性(18~29歳)の1日の値を記載しております。
サザエには三大栄養素の一つであるたんぱく質が多く含まれています。
ご飯や納豆と一緒に食べると、1回の食事で十分な量の三大栄養素を摂取することができるでしょう。
その他にもサザエにはタウリンが含まれているので、二日酔いを予防する効果も期待できます。

納得

なるほど!サザエにはたんぱく質などが含まれているんですね。

ユーグレナ 鈴木
ユーグレナ 鈴木

そうなんです。次にサザエに含まれる栄養素について詳しく解説していきます!

サザエに含まれる栄養素について詳しく解説

栄養

サザエには、三大栄養素の一つであるたんぱく質などの身体に良い栄養素が含まれています。
以下で、サザエに含まれている栄養素について詳しく解説します。

たんぱく質

たんぱく質

サザエにはたんぱく質が含まれています。
たんぱく質は血液や皮膚、筋肉、内臓などを構成するための栄養素です。
たんぱく質は身体の中で分解されアミノ酸に変わります。
分解されたアミノ酸には血液、皮膚、筋肉、内臓などを構成するはたらきがあるのです。
また、アミノ酸には体内に入ってきた細菌やウイルスなどと戦ってくれる役割もあります。
そのため、たんぱく質が不足してしまうと免疫力が低くなってしまう可能性があります。
健康的な生活のためにも、たんぱく質を摂取できる肉や魚、卵や大豆などをバランス良く食事に取り入れるように心がけることが大切です。

マグネシウム

マグネシウム

サザエにはマグネシウムが含まれています。
マグネシウムはカルシウムなどと一緒に骨を形成している栄養素です。
そのため、カルシウムが不足すると骨の形成に良くない影響が生じる可能性があります。

タウリン

タウリン

サザエにはタウリンが含まれています。
タウリンは肝臓や心臓の機能を高めたり、消化器官の中でコレステロールの吸収を抑えるはたらきがあるとされています。
また、タウリンは水溶性の栄養素です。
そのため、タウリンを効率良く摂取する上で、タウリンが多く含まれている食材を煮て調理した際は、煮汁も一緒に飲んでみるのもおすすめです。

亜鉛

亜鉛

サザエには亜鉛が含まれています。
亜鉛は酵素を構成する成分で、人間が健康に活動する上では重要な栄養素です。
酵素は、栄養素を吸収したり、栄養をエネルギーに変えたりと、人間の体内で起きるさまざまな化学反応の際に必要なものだとされています。
さらに、亜鉛は体内で作ることができない「必須微量ミネラル」でもあるため、食べ物から摂取するよう心がけましょう。

β-カロテン

β-カロテン

サザエにはβ-カロテンが含まれています。
β-カロテンは身体の中でビタミンAに変換されます。
そのため、β-カロテンにもビタミンAと同様に暗い場所で視力を保つ効果が期待されているのです。
また、ビタミンAとしての機能の他にも、β-カロテンには抗酸化作用があるので、身体の酸化を防ぐはたらきがあるとされています。
そのため、β-カロテンを摂取することで、酸化が原因となる肌荒れや動脈硬化を予防する効果が期待できます。
β-カロテンを摂取して、健康的な生活を目指しましょう。
また、ここまでサザエの栄養素について解説をしてきましたが、さまざまな栄養を摂取するにはユーグレナもおすすめです。
ユーグレナにはβ-カロテンを含んだ59種類の栄養素がバランス良く含まれています。
ユーグレナに含まれている成分や、ユーグレナに期待できる嬉しい効果について、以下の記事で詳しく解説しているのでぜひご覧ください。

納得

サザエにはたんぱく質などの栄養素が含まれているんですね!

ユーグレナ 鈴木
ユーグレナ 鈴木

そうなんです!身体に欠かせない栄養素が含まれているんですよ!

サザエに期待できる嬉しい効果2選

効果

上記で紹介したように、サザエにはたんぱく質などの身体に良い栄養素が含まれています。
以下で、サザエに含まれる栄養素にどのような効果が期待できるのか解説していきます。

筋肉を作る

筋肉強化

サザエには、たんぱく質が含まれています。
たんぱく質は、健康維持に欠かせない三大栄養素の一つです。
上記で紹介したように、たんぱく質には筋肉を作る効果が期待できます。
筋トレ前後にたんぱく質を摂ることでより効率的に筋肉を増やせるため、身体を鍛えたいという人におすすめです。
筋肉を付けたい方は、筋トレ運動だけでなく、同時にたんぱく質を摂取することを意識しましょう。

肝機能を高める効果

肝機能

サザエにはタウリンが含まれています。
タウリンは肝細胞の再生を促進するはたらきがあります。
肝細胞は肝臓の6割を占める細胞で、さまざまな栄養素を蓄えたり、栄養素を身体に必要なものに変換し送り出すはたらきがあります。
また、タウリンには、肝臓で胆汁の分泌を助けるはたらきがあるとされています。
胆汁は肝臓で作られる液体で、脂肪の分解や脂溶性ビタミンの消化と吸収を助けるはたらきがあります。
このようにタウリンには肝細胞の再生を促進したり、胆汁の分泌を助けたりと肝臓の機能を高める効果が期待できます。
タウリンを摂取して、健康的な生活を目指しましょう。

納得

なるほど!サザエを食べるとこのような嬉しい効果が期待できるんですね!

ユーグレナ 鈴木
ユーグレナ 鈴木

そうなんです!ぜひサザエを食生活の中に取り入れてみてください!

サザエの美味しい食べ方

食べ方

上記で、サザエに期待できる嬉しい効果について解説しました。
せっかくなら、サザエを美味しく食べられる調理法も知りたいですよね。
以下では、美味しいサザエの食べ方を紹介します。

壺焼き

壺焼き

サザエはシンプルに壺焼きにすることで、美味しく食べることができます。
サザエの壺焼きを作る際は、サザエを洗ってから、サザエの口に醤油や日本酒などの調味料を入れて加熱しましょう。
壺焼きと言うと、炭火を用いて焼き上げるイメージが強いですが、フライパンでも壺焼きを作ることができるのです。
フライパンを使う場合はフライパンに水を入れ、サザエの口を上に向けて蒸し焼きにしましょう。

炊き込みご飯

炊き込みご飯

サザエは炊き込みご飯にすることで、サザエの旨みがご飯に染み込んでより美味しく食べることができます。
サザエの炊き込みご飯を作る際は、サザエを洗ってから数分間鍋で煮ましょう。
次に、サザエを殻から取り出して、薄切りにしてください。
そして、炊飯器にお米を入れて、醤油やみりんなど調味料と一緒にサザエも入れます。
また、サザエの煮汁やしめじなどの具材も一緒に炊き込むと、より美味しくなるでしょう。

納得

なるほど!サザエには、美味しい食べ方がいくつもあるんですね!

ユーグレナ 鈴木
ユーグレナ 鈴木

そうなんです!ぜひ参考にしてください!

まとめ

まとめ

当記事ではサザエに含まれている栄養素や、期待できる嬉しい効果などについて解説しました。
サザエには筋力強化などの効果が期待できることを理解いただけたかと思います。
皆さんもぜひ、さまざまな栄養素が含まれているサザエを食べてみてください。

納得

今日はサザエについて教えていただきありがとうございました!

ユーグレナ 鈴木
ユーグレナ 鈴木

いえいえ、健康のためにもぜひサザエやユーグレナを食べてみてください。

笑顔

はい、ありがとうございます!

鈴木 健吾

監修:鈴木 健吾
(研究開発担当 執行役員)

東京大学農学部生物システム工学専修を卒業。 2005年8月、取締役研究開発部長としてユーグレナ創業に参画、同年12月に、世界初となる微細藻類ユーグレナ(和名:ミドリムシ)の食用屋外大量培養に成功。 2016年東京大学大学院博士(農学)学位取得、2019年に北里大学大学院博士(医学)学位取得。 現在、ユーグレナ社研究開発担当の執行役員として、微細藻類ユーグレナの生産およびヘルスケア部門における利活用に関する研究等に携わる。 マレーシア工科大学マレーシア日本国際工科院客員教授、東北大学・未来型医療創造卓越大学院プログラム特任教授を兼任。 東北大学病院ユーグレナ免疫機能研究拠点研究責任者。

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