ブリって身体に良いの?ブリに含まれる栄養素と期待できる嬉しい効果について解説!
最近ブリを食べたんですけど、ブリに栄養は含まれているんですか?
ユーグレナ 鈴木
ブリにはEPA、DHAなどの栄養素が含まれているんですよ!
そうなんですね!ブリについてもっと詳しく教えてください!
ユーグレナ 鈴木
はい!まずはブリに含まれている栄養素について解説していきます!
ブリって身体に良いの?
以下の表は、ブリに含まれている栄養素と、毎日の摂取が推奨される代表的な栄養素をまとめたものです。
栄養成分 | 含有量 | 推奨摂取量 |
たんぱく質 | 21.4g | 65g |
炭水化物 | 0.3g | 320g |
脂質 | 17.6g | 50g |
食物繊維 | 0g | 21g |
ビタミンA | 50μg | 860μg |
ビタミンC | 2mg | 100mg |
ビタミンD | 8μg | 8.5μg |
ビタミンE | 2mg | 6.0mg |
カリウム | 380mg | 3000mg |
マグネシウム | 26mg | 340mg |
※含有量は、文部科学省の「食品成分データベース
」を参考に、ブリ(魚介類/魚類/ぶり/成魚/生)100gあたりの値を記載しております。
※1日の推奨摂取量は、厚生労働省の「
日本人の食事摂取基準(2020年版)
」を参考に、成人男性(18~29歳)の1日の値を記載しております。
ブリには、たんぱく質や脂質が多く含まれています。
ご飯や納豆と一緒に食べると、一度の食事で十分な量の三大栄養素を摂取することができるでしょう。
また、ブリにはビタミンDも豊富に含まれており、歯や骨を強くする効果が期待できます。
なるほど!ブリには主要な栄養素の他に、ビタミンDも含まれているんですね!
ユーグレナ 鈴木
そうなんです!続いて、ブリに含まれる栄養素について詳しく解説していきます!
ブリに含まれる栄養素について詳しく解説
ブリには、身体に良いさまざまな栄養素が含まれています。
以下で、具体的にどのような栄養素がブリに含まれているのか解説します。
EPA(エイコサペンタエン酸)
ブリにはEPAが含まれています。
EPAは青魚に多く含まれていて、健康維持のために重要な脂肪酸です。
EPAには血流を良くするはたらきがあり、血圧の上昇や血管のつまりを防ぐ効果が期待できます。
そして、EPAにはアレルギーを促進する酵素を抑制するはたらきもあります。
そのため、EPAを摂取することで、アトピーや花粉症などの症状を和らげる効果も期待できるのです。
また、EPAは体内で合成することが不可能なため、青魚やサプリメントから摂取する必要があります。
積極的にEPAを摂取して、健康維持をしましょう。
DHA(ドコサヘキサエン酸)
ブリにはDHAが含まれています。
DHAは、EPAと同じく青魚から摂取できる成分です。
DHAの主な効果は、EPAと同様に血流改善です。
そして、DHAにはアレルギーの原因となる酵素を阻害するはたらきがあるため、アトピーや花粉症を予防する効果も期待できます。
また、EPAを摂取することでDHAを体内で合成することができます。
さらに、EPAとDHAには相乗効果があるため、セットで摂取するとより血流改善の効果が期待できます。
ビタミンD
ブリにはビタミンDが含まれています。
ビタミンDはカルシウムの吸収を促進してくれる成分です。
カルシウムの吸収が促進されることで丈夫な骨を作り出したり、筋肉の発達にも作用します。
食品からビタミンDを摂取しようとした場合には、きのこや魚類などの限られた食品からしか摂取することができないため、意識して摂取するよう心がけましょう。
そして、ここまでブリの栄養素について解説をしてきましたが、さまざまな栄養を摂取するにはユーグレナもおすすめです。
ユーグレナには今回紹介したDHA、EPAなどを含む59種類の栄養素がバランス良く含まれています。
ユーグレナに含まれている成分や、ユーグレナに期待できる嬉しい効果について、以下の記事で詳しく解説しているのでぜひご覧ください。
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なるほど!ブリにはこのような栄養素も含まれているんですね!
ユーグレナ 鈴木
そうなんです!続いて、ブリに期待できる嬉しい効果について解説していきますね!
ブリに期待できる嬉しい効果2選
上記で紹介したように、ブリにはビタミンDなどの身体に良い栄養素が含まれています。
以下で、ブリに含まれる栄養素にどのような効果が期待できるのか解説していきます。
血流を良くする
ブリには、DHAが含まれています。
DHAには、血管壁や赤血球の細胞膜を柔らかくする効果があるため、血流が良くなる可能性があります。
もし血流が悪くなってしまうと、脳梗塞や心筋梗塞などの病気につながる恐れがあります。
ブリに含まれるDHAを摂取することで、血流を促進し、上記のような病気のリスクを下げることもできるのです。
血流を良くし、健康な身体を保ちたい方は、ぜひDHAを摂取してみてください。
骨や歯の形成を助ける
ブリにはビタミンDが含まれています。
ビタミンDには、カルシウムの吸収を活発にする効果が期待できます。
そして、カルシウムは骨や歯の形成に重要な栄養素であるため、ビタミンDを摂取することでその手助けになるのです。
ビタミンDが不足してしまうと、カルシウムを吸収しにくくなり骨粗しょう症などの原因になる可能性もあります。
骨や歯の健康を保ちたい方は、ぜひビタミンDを摂取してみてください。
なるほど!ブリの保存方法がわかりました!
ユーグレナ 鈴木
はい!では次に美味しいブリの食べ方を紹介します。
ブリの保存方法
ブリは、スーパーなどで切り身で売られていることがほとんどです。
ブリを買ってきた当日に食べない場合は、そのまま保存してしまうとブリの表面についた水分に雑菌が繁殖したり臭みの原因になったりします。
そのため、ブリを保存する際には、傷まないように水分を拭き取るようにしましょう。
ブリの水分を拭き取ったらラップで包み、密封できる保存袋に入れておくことでブリの酸化を防止できます。
冷凍で長期保存が可能ですが、ブリは傷みやすいためなるべく早く食べることがおすすめです。
また、調理前には全体に塩を振ると臭みが消えて味がより染みやすくなります。
なるほど!ブリには、美味しい食べ方がいくつもあるんですね!
ユーグレナ 鈴木
そうなんです!ぜひ参考にしてください!
美味しいブリの食べ方
上記で、ブリの保存方法について解説しました。
せっかくなら、ブリを美味しく食べられる調理法も知りたいですよね。
以下では、美味しいブリの食べ方を紹介します。
照り焼き
ブリの照り焼きは、お米との相性が良いおすすめの調理法です。
ブリを柔らかい食感にするには、焼く前に小麦粉をまぶしておくことがポイントです。
小麦粉をまぶすことで、ブリの旨味を閉じ込めることもできます。
また、火にかけながらブリの表側にもタレを絡ませると、より味が染み込みます。
ブリ大根
ブリは煮物にすることで脂が溢れ出し、より旨味が出ます。
ブリの煮物は中まで味を染み込ませるため、厚みのある大根との相性が抜群です。
調理前に、ブリを軽くお湯に通すと臭みを消すことができます。
大根が柔らかくなるまでには時間がかかるため、先に大根から煮ておきましょう。
また、ブリ大根は時間を置くとさらに味が染み込むため、作った翌日に食べるのもおすすめです。
今日はブリについて教えていただきありがとうございました!
ユーグレナ 鈴木
いえいえ、健康のためにもぜひブリやユーグレナを食べてみてください。
はい、ありがとうございます!
まとめ
当記事ではブリに含まれている栄養素や、ブリに期待できる嬉しい効果について解説しました。
ブリには血流を良くするなどの効果が期待できることをご理解いただけたかと思います。
皆さんもぜひ、さまざまな栄養素が含まれているブリを食べてみてください。
監修:鈴木 健吾
(研究開発担当 執行役員)
東京大学農学部生物システム工学専修を卒業。 2005年8月、取締役研究開発部長としてユーグレナ創業に参画、同年12月に、世界初となる微細藻類ユーグレナ(和名:ミドリムシ)の食用屋外大量培養に成功。 2016年東京大学大学院博士(農学)学位取得、2019年に北里大学大学院博士(医学)学位取得。 現在、ユーグレナ社研究開発担当の執行役員として、微細藻類ユーグレナの生産およびヘルスケア部門における利活用に関する研究等に携わる。 マレーシア工科大学マレーシア日本国際工科院客員教授、東北大学・未来型医療創造卓越大学院プログラム特任教授を兼任。 東北大学病院ユーグレナ免疫機能研究拠点研究責任者。