花粉症にバナナも効果的!バナナの効果や注意点、バナナ以外の花粉症に効果的な食べ物を紹介!
バナナが花粉症に効果的という話を聞いたんですけど本当ですか?
ユーグレナ 鈴木
はい!バナナを定期的に食べることでスギ花粉症の症状を緩和させるといわれています!
なるほど!詳しく教えてください!
ユーグレナ 鈴木
では、今回はバナナと花粉症についてや、その他のおすすめの食べ物などを紹介します!
バナナが花粉症に効果的!
筑波大学と日本バナナ輸入組合の研究により、バナナを定期的に食べることでスギ花粉症の自覚症状が改善されることが確認されました。
この実験では、スギ花粉症の人をバナナを食べるグループと食べないグループに分け、くしゃみや鼻づまりなどの花粉症の症状を、血液検査と問診を行い、測定しました。
バナナを食べるグループは一日あたりバナナ200g(約2本分)を8週間食べ続け、測定をします。
その結果、バナナを定期的に食べることによってスギ花粉症患者の自覚症状が改善されることが確認できました。
スギ花粉症患者の中でも特に、35歳以下の男性で大きな効果が見られました。
この研究から、バナナが花粉症対策に効果的だと注目されています。
なるほど!定期的に食べることが大事なんですね!
ユーグレナ 鈴木
そうですね!花粉症対策にバナナを食べるとき、気を付けてほしいことを次で説明します!
バナナによる口腔アレルギーに注意!
イネ花粉やブタクサ花粉の症状に、口腔アレルギーというものがあります。
口腔アレルギーを発症すると唇や舌、口の中やのどに、かゆみやしびれなどが現れ、多くは食後しばらくすると自然に治ります。
口腔アレルギーは、特定の生野菜や果物に含まれているたんぱく質が、花粉のアレルギー物質と構造が似ているせいで身体が勘違いをして引き起こしてしまう症状です。
つまり、花粉症の人が生野菜や果物を食べたときに口腔アレルギーが発症する可能性があるということです。
対策として、アレルギーの原因となる食物を確認して避けたり、加熱してから食べることがあげられます。
ブタクサ花粉症の場合、バナナによって口腔アレルギーを起こす可能性があるので、バナナを食べたときに口の中やのどに痛み、かゆみを感じた場合は食べるのをやめましょう。
バナナ以外にも野菜や果物の中には、特定の花粉症に対して口腔アレルギーを引き起こしてしまうものもあるので注意してください。
ブタクサ花粉症の場合は注意する必要があるんですね!
ユーグレナ 鈴木
そうなんです!なので、バナナ以外の花粉症に効果的な食べ物も紹介しますね!
バナナ以外の花粉症に効果的な食べ物3選!
上では、バナナが花粉症に効果的だということが分かりました。
バナナ以外にも花粉症に効果的な食べ物があるので紹介していきます。
そこで、バナナ以外の花粉症に効果的な食べ物を3つ紹介します!
ヨーグルト
乳酸菌には花粉症などのアレルギーを抑制する効果があるといわれています。
アレルギーを持つ人の腸内細菌を調べると、善玉菌の数が健康的な人よりも少ないことが明らかになっています。
乳酸菌は腸内の善玉菌の数が増えるのを手伝い、悪玉菌の数を抑えるはたらきがあり、腸内環境を整えます。
このはたらきから、乳酸菌を含むヨーグルトを食べることで花粉症対策としての効果が期待できます。
ヨーグルトにバナナを入れてバナナヨーグルトとして食べるとより効果が期待できます。
ヨーグルトに関しては以下の記事でも詳しく紹介しているのでぜひご覧ください。
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チョコレート
チョコレートに含まれるポリフェノールの一種であるカカオポリフェノールにも、アレルギーを抑える効果に期待ができます。
また、チョコレートを食べた人の血液を調べたところ、アレルギーに関わるリンパ球のはたらきが抑えられることもわかっています。
これらの理由から、チョコレートを食べることが花粉症対策になると考えられます。
ユーグレナ
ユーグレナ飲料は花粉症の症状に対して効果的だといわれています。
また、食物繊維は腸内環境を整える作用や、善玉菌のエサになり、善玉菌を増やすはたらきがあるので花粉症対策に有効な成分といわれています。
ユーグレナは海藻と同じ藻の仲間で、食物繊維を豊富に含んでいるので腸内環境を改善し、花粉症を和らげる効果が期待できます。
また、ユーグレナ社の研究でユーグレナの摂取がスギ花粉症の症状を軽くする可能性があるとわかっています。
ユーグレナ社の研究についてさらに詳しくは以下をご覧ください。
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バナナ以外にも花粉症に効果的なものがあるんですね!
ユーグレナ 鈴木
そうなんです!これらの食べ物を食べて、花粉症対策をしましょう!
花粉症の対策
花粉症の対策としては、食べ物以外に、とにかく花粉症の原因となる花粉を浴びず、体内に侵入させないようにすることが大切です。
では具体的にどんな対策をすればいいのかを紹介します。
外出時の対策
外出時は花粉が目や鼻につかないようにすることが大切です。
花粉が目や鼻につかないようにするために、外出時にめがねやマスクをするようにしましょう。
また、自分の衣服や髪の毛にも花粉が付着します。
その対策として、帽子をかぶるようにしたり、花粉の付着しにくい上着を選んで外出をするようにしましょう。
そして、帰宅時にはまず玄関先で衣服などに付着した花粉を払ってから家の中に入ることが大切です。
次に手洗いうがいをして、髪の毛に付着した花粉が気になる場合はシャワーを浴びることで花粉を洗い流すことができます。
家の中での対策
外出時にいくら対策をしていても、少なからず家の中にも花粉は侵入してきてしまいます。
したがって、家の中でも花粉の対策をすることも大切です。
まずは空気中の花粉を除去するために、空気清浄機を活用しましょう。
また、洗面所など服を脱ぎ着する場所は花粉が溜まりやすいです。
そのため、洗面所に敷くマットはこまめに洗うようにしましょう。
外出する時は気をつけようと思います!
ユーグレナ 鈴木
はい!家の中でも対策をするようにしましょう!
まとめ
バナナを定期的に食べることが、花粉症対策に効果的だといわれています。
しかし、ブタクサ花粉症の人は口腔アレルギーを発症してしまう可能性があるので注意してください。
ヨーグルトやユーグレナなど自分に合った食べ物や方法を選び、花粉症対策を行っていきましょう。
今日はバナナと花粉症について教えていただきありがとうございました!
ユーグレナ 鈴木
いえいえ、正しい知識を身につけて、うまく花粉症と付き合っていきましょう!
はい、ありがとうございます!
監修:鈴木 健吾
(研究開発担当 執行役員)
東京大学農学部生物システム工学専修を卒業。 2005年8月、取締役研究開発部長としてユーグレナ創業に参画、同年12月に、世界初となる微細藻類ユーグレナ(和名:ミドリムシ)の食用屋外大量培養に成功。 2016年東京大学大学院博士(農学)学位取得、2019年に北里大学大学院博士(医学)学位取得。 現在、ユーグレナ社研究開発担当の執行役員として、微細藻類ユーグレナの生産およびヘルスケア部門における利活用に関する研究等に携わる。 マレーシア工科大学マレーシア日本国際工科院客員教授、東北大学・未来型医療創造卓越大学院プログラム特任教授を兼任。 東北大学病院ユーグレナ免疫機能研究拠点研究責任者。