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「できるだけ介護をされることなく、人生を元気に楽しみたい」
これは、人生において誰もが望むことでしょう。寿命という観点から⾒ると現代の⽇本における100歳以上の人⼝は年々増え、1989年(平成元年)には3,078人でしたが、2017年にはなんとその22倍の67,824人となりました。わずか10年前と⽐較しても2倍以上になっています。[図1-1]
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しかし、必ずしも⻑寿の人がみな元気に生活できているとは限らないのが現状です。⼼⾝ともに健康で、⾃⽴した生活を営むことができる「健康寿命」という期間と、実際の寿命には大きな開きがあります。“健康上の問題で⽇常生活に制限のある期間”でもある、平均健康寿命と平均寿命の差は男性の場合9.13年、⼥性はさらに⻑い12.68年となっています。[図1-2]
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世界的にみても屈指の⻑寿人⼝を誇る⽇本。人生をできる限り⻑く豊かにしたいと思ったとき、⾃分の⾜で動き、食事や趣味といった、⽇々の暮らしを楽しみながら過ごしていきたいものです。何歳まで生きたいかということ以上に、「健康寿命をいかに延ばすか」ということが、健康で豊かな生活の理想となるのではないでしょうか。
出典:厚生労働省ホームページ(当該ページのURL)
「百歳高齢者表彰の対象者は32,097人」(厚生労働省)(http://www.mhlw.go.jp/file/04-Houdouhappyou-
12304250-Roukenkyoku-Koureishashienka/0000177627.pdf)をもとに株式会社ユーグレナ作成