ワクチン接種後ってお風呂に入ってもいいの?ワクチン接種後に注意することについて解説!
最近ワクチンの話題をよく耳にしますが、ワクチンを接種するにあたって何か注意をすることはありますか?
ユーグレナ 鈴木
はい!普段通りの規則正しい生活を維持することがとても大切です!
そうなんですか?ワクチン接種後はお風呂に入ってはいけないとよく聞きますが…
ユーグレナ 鈴木
なるほど。それでは、ワクチン接種後のお風呂について解説していきますね!
ワクチン接種後ってお風呂に入っていいの?
結論からいうと、ワクチン接種後にお風呂に入っても身体に支障はありません。
ワクチン接種後のお風呂は、ワクチン接種箇所をこすったり叩いたりしなければ基本的に何も問題がありません。
ただし、ワクチン接種後に体調不良や気分がすぐれないなどの症状がみられた場合には無理をせずお風呂は避けた方が良いでしょう。
無理をしてお風呂に入ってしまうと脱水症状などがあらわれてしまう場合があるので、自分の体調と相談しながらお風呂に入ってください。
ワクチン接種後にお風呂に入るのは問題ないんですね!驚きました。
ユーグレナ 鈴木
そうなんです!それでは、なぜ「ワクチン接種後のお風呂はダメ」といわれていたのか解説していきますね。
なぜワクチン接種後のお風呂がダメといわれていたのか
「ワクチン接種後のお風呂はダメ」というのは、まだお風呂が個人のものではなかった時代にいわれてきました。
昔は、お風呂というと不衛生な大衆風呂が一般的でした。
そのような中で、ワクチンを接種したばかりの傷口に菌が入る恐れがあったため、「ワクチン接種後のお風呂はダメ」といわれていたそうです。
ですが、現代ではそれぞれの家庭で清潔なお風呂に入れるので、ワクチン接種後のお風呂は問題がないというわけです。
ワクチン接種箇所はこすらないように注意しながらお風呂に入ることが大切です。
なるほど!「ワクチン接種後のお風呂はダメ」といわれていたのには、時代が関係していたんですね!
ユーグレナ 鈴木
そうなんです!続いては、ワクチン接種後に注意することについて解説していきます。
ワクチン接種後に注意すること
ワクチンの接種前は、普段通りの規則正しい生活を続けることが大切です。
ワクチン接種後のお風呂は避けた方が良いイメージがありますが、特に問題があるわけではありません。
しかし、ワクチン接種後には注意しなければならないこともあります。
以下では、ワクチン接種後に注意しなければいけないことについて解説していきます。
激しい運動
ワクチンが正常に機能するためには、身体の免疫がとても重要な役割を果たします。
激しい運動をしてしまうと、運動による疲労から一時的に免疫力が低下してしまいます。
ワクチンを正常に機能させるためにも、ワクチン接種後は激しい運動は避けて安静に過ごすことをおすすめします。
過度の飲酒
厚生労働省では、ワクチン接種後の飲酒について明確にガイドラインが定められているわけではありません。
ですが、大量にお酒を飲んでしまうとワクチンによる副反応が出た際に、悪化しやすかったり、症状が長引いたりしてしまう可能性があります。
ワクチン接種後の副反応が悪化しないためにも、接種後の過度の飲酒は避けた方が良いでしょう。
なるほど!ワクチン接種後は、激しい運動や過度の飲酒には注意した方が良いんですね!
ユーグレナ 鈴木
はい!ワクチン接種後はなるべく安静に過ごすようにしましょう。
ワクチン接種後にみられる副反応
ワクチン接種後の1~2日は、ワクチンによる副反応の症状があらわれる場合があります。
ワクチン接種部位の痛みや、発熱、頭痛などの反応が生じる可能性があります。
発熱の症状がひどい場合には、かかりつけの医師に相談するようにしましょう。
ワクチンの接種は体調が良い時に受け、接種後はこのような副反応が生じることを考えて、安静に過ごすようにしましょう。
また、これまでにアナフィラキシーショックなどの重いアレルギー反応を起こしたことがある人は、通常よりも長めに経過をみることが大切です。
ワクチンの接種によって発熱などの症状がみられるんですね。
ユーグレナ 鈴木
そうなんです。ワクチン接種後は、副反応に注意して過ごしてください。
まとめ
今回は、ワクチン接種後にお風呂に入っても良いのかということについて解説しました。
結論としては、ワクチン接種後のお風呂は特に問題はありません。
ワクチン接種後は、発熱などの副反応が生じる可能性があるので安静に過ごすようにしましょう。
今日はワクチンとお風呂について教えていただきありがとうございました!
ユーグレナ 鈴木
いえいえ!ワクチン接種後は、副反応に注意して安静に過ごすようにしてくださいね!
はい、ありがとうございます!
監修:鈴木 健吾
(研究開発担当 執行役員)
東京大学農学部生物システム工学専修を卒業。 2005年8月、取締役研究開発部長としてユーグレナ創業に参画、同年12月に、世界初となる微細藻類ユーグレナ(和名:ミドリムシ)の食用屋外大量培養に成功。 2016年東京大学大学院博士(農学)学位取得、2019年に北里大学大学院博士(医学)学位取得。 現在、ユーグレナ社研究開発担当の執行役員として、微細藻類ユーグレナの生産およびヘルスケア部門における利活用に関する研究等に携わる。 マレーシア工科大学マレーシア日本国際工科院客員教授、東北大学・未来型医療創造卓越大学院プログラム特任教授を兼任。 東北大学病院ユーグレナ免疫機能研究拠点研究責任者。