ワクチン接種後に運動をしても良いの?ワクチン接種した後の注意点について解説!
最近ワクチンの話題を耳にする機会が増えたのですが、ワクチンを接種した後って運動はしちゃいけないんですか?
ユーグレナ 鈴木
はい!ワクチン接種後に激しい運動をすることは避けましょう!
激しい運動って具体的にはどんな運動ですか?詳しく教えてください!
ユーグレナ 鈴木
はい!では今回はワクチン接種後の運動について解説していきますね!
ワクチン接種後に運動はNG
ワクチンにはインフルエンザやB型肝炎、最近話題のコロナウイルスなどさまざまな種類のワクチンがあります。
さまざまな種類があるワクチンですが、基本的にはワクチンの接種後は激しい運動を避けるようにしましょう。
なぜならばワクチンを接種し抗体を作るためには、身体の免疫力が重要な役割を果たすからです。
そのためワクチン接種後に激しい運動をしてしまうと、一時的に免疫力が下がってしまう可能性があるので避けるようにしましょう。
軽いウォーキング、自転車に乗る等であれば大丈夫ですが、水泳やマラソンのような運動は避けて安静に過ごすことが大切です。
普通の生活をする分には大丈夫なんですね!
ユーグレナ 鈴木
はい!水泳やマラソンなどの激しい運動は避けましょう!
ワクチン接種後に気をつけること
ワクチン接種後は飲酒にも気をつけましょう。
厚生労働省では、ワクチン接種後の飲酒について明確にガイドラインが定められているわけではありません。
ですが、大量にお酒を飲んでしまうとワクチンによる副反応が出た際に、悪化しやすかったり、症状が長引いたりしてしまう可能性があります。
ワクチン接種後の副反応が悪化しないためにも、接種後の過度の飲酒は避けた方が良いでしょう。
飲酒も気をつけなければいけないんですね!
ユーグレナ 鈴木
多少であれば大丈夫ですが、飲み過ぎには注意しましょう!
ワクチン接種前に気をつけること
ワクチンは、種類によってワクチンを接種する間隔を開ける必要があります。
そして、ワクチン接種前には、普段通りの規則正しい生活をすることがとても大切です。
ワクチンは、免疫力がしっかり身体に備わっているとよりワクチンの効果を発揮することができます。
しかし、37.5℃以上の発熱がある人や、重い急性疾患にかかっている人、過去にアナフィラキシーを起こしている人はワクチンを接種することができません。
さらに、ワクチンで抗体を得るためには日頃から免疫力を高く保つことが大切です。
ヨーグルト、漬物、納豆などに含まれる乳酸菌や納豆菌は腸内環境を整えることが知られています。
免疫細胞の70%は腸内にいるとされ、腸内環境が整うこと自体が免疫力の向上につながるといわれています。
また、藻の仲間であるユーグレナ特有成分である「パラミロン」は免疫力の向上や免疫バランスの調整に寄与することがわかっています。
そのため、ユーグレナやヨーグルトなどを日頃から食べるようにすると良いでしょう。
免疫力とユーグレナの関係性については、こちらの記事をご覧ください。
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ワクチンを受ける前も注意することがあったんですね!
ユーグレナ 鈴木
はい!体調が万全の状態でワクチンを接種しましょう!
ワクチン接種後の副反応
ワクチン接種後の1~2日は、ワクチンによる副反応の症状があらわれる場合があります。
ワクチン接種部位の痛みや、発熱、頭痛などの反応が生じる可能性があります。
発熱の症状がひどい場合には、かかりつけの医師に相談するようにしましょう。
ワクチンの接種は体調が良い時に受け、接種後はこのような副反応が生じることを考えて、安静に過ごすようにしましょう。
また、これまでにアナフィラキシーショックなどの重いアレルギー反応を起こしたことがある人は、通常よりも長めに経過をみることが大切です。
ワクチンの接種によって発熱などの症状がみられるんですね。
ユーグレナ 鈴木
そうなんです。ワクチン接種後は、副反応に注意して過ごしてください。
まとめ
ワクチン接種後は一時的に免疫力が下がることを避けるために、激しい運動は禁物です。
また、過度な飲酒やワクチン接種箇所をこすったり叩いたりすることも避けましょう。
さらに、ワクチン接種前は二日酔いや寝不足に注意して、体調が万全な状態で臨みましょう。
今日はワクチンと運動について教えていただきありがとうございました!
ユーグレナ 鈴木
いえいえ!ワクチン接種後の激しい運動は控えるようにしましょう!
はい、ありがとうございます!
監修:鈴木 健吾
(研究開発担当 執行役員)
東京大学農学部生物システム工学専修を卒業。 2005年8月、取締役研究開発部長としてユーグレナ創業に参画、同年12月に、世界初となる微細藻類ユーグレナ(和名:ミドリムシ)の食用屋外大量培養に成功。 2016年東京大学大学院博士(農学)学位取得、2019年に北里大学大学院博士(医学)学位取得。 現在、ユーグレナ社研究開発担当の執行役員として、微細藻類ユーグレナの生産およびヘルスケア部門における利活用に関する研究等に携わる。 マレーシア工科大学マレーシア日本国際工科院客員教授、東北大学・未来型医療創造卓越大学院プログラム特任教授を兼任。 東北大学病院ユーグレナ免疫機能研究拠点研究責任者。