健康コラム

免疫について

アイコン 免疫力を
高めよう!

日頃私たちの身の周りにはウイルスや細菌のような有害物質がたくさん存在しています。
その有害なウイルスや細菌から身を守ってくれているのが免疫です。
だからこそ、身体を守るために免疫力を高めることが大切です。

ユーグレナ 鈴木 監修者
ユーグレナ研究開発担当 執行役員 鈴木 健吾

疑問

免疫力っていう言葉をよく聞くんですがどういうものなんですか?

ユーグレナ 鈴木
ユーグレナ 鈴木

免疫力は私たちの身体をウイルスから守る力のことをいいます!

納得

なるほど!免疫力はあげたりできるんですか?詳しく教えてくだい!

ユーグレナ 鈴木
ユーグレナ 鈴木

今回は免疫力について解説していきます!

免疫、免疫力とは

日頃私たちの身の周りにはウイルスや細菌のような有害物質がたくさん存在しています。
その有害なウイルスや細菌から身を守ってくれているのが免疫です。
そして「免疫力」とは、その免疫の防御能力の強さのことです。
免疫は大きく自然免疫と獲得免疫の2つに分けることができます。
それぞれがどんなはたらきをするのか解説します。

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自然免疫

自然免疫は元々人の身体に備わっているしくみです。
自然免疫に含まれる免疫細胞は、自分以外の有害物質をいち早く認識し、攻撃することで有害物質を排除します。

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獲得免疫

自然免疫は血液中に入った小さい病原体や、細胞の中に入り込んでしまった有害物質の対処が難しいという特徴があります。
そこで活躍するのが獲得免疫です。
獲得免疫は1度侵入した有害物質の情報を記憶するという特徴があります。
この記憶した情報を使って1週間から2週間かけて抗体を作ります。
そうすることで再び同じ有害物質が侵入してきた際に、抗体で素早く有害物質に対処することができるのです。

免疫がはたらく流れ

免疫には自然免疫と獲得免疫があることを解説しましたが、
実際にこの2つはどのような流れで有害物質から身体を守っているのでしょうか?
有害物質が体に侵入しようとした際には以下のような流れで抑制します。

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1.物理的に侵入を防ぐ

まず最初に有害物質が体内に侵入しようとした際は物理的に侵入を防ぎます。
具体的には皮膚や粘膜が有害物質の侵入を防ぎます。
皮膚は有害物質の侵入を防ぐ役割と、有害物質である病原菌などの繁殖を防ぐ役割があります。
粘膜は鼻や口に存在していて、鼻水や唾液で殺菌をしたり、くしゃみや咳で有害物質を排除します。

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2.自然免疫によって攻撃をする

皮膚や粘膜を突破してきた有害物質に対しては自然免疫が攻撃をします。
具体的にはマクロファージやNK細胞、好中球などが有害物質に対して攻撃をし、排除します。
また、樹状細胞が有害物質を取り込み、獲得免疫で攻撃するために有害物質の情報をヘルパーT細胞など他の免疫細胞に伝えます。

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3.獲得免疫によって攻撃をする

自然免疫も突破してきた有害物質に対して、次は獲得免疫が攻撃をします。
まず樹状細胞から有害物質の情報をヘルパーT細胞が受け取ります。
情報を受け取ったヘルパーT細胞はキラーT細胞に攻撃の指示を出したり、B細胞に抗体を作るように指示をします。
有害物質が排除されると制御性T細胞の指示によって攻撃が終了します。
また、B細胞の一部は有害物質の情報を記憶し、次に同じ有害物質が侵入してきた際に素早く対応できるように準備します。

免疫力を上げる3つの方法

風邪やインフルエンザにならないためには、免疫力を上げるもしくは保つ必要があります。
具体的には以下の3つを実践しましょう。

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栄養バランスの良い食事

免疫力を上げる、保つためには栄養バランスの良い食事を日頃から心がけることが大切です。
そして、免疫力を保つためには腸の環境を改善し、そのはたらきを活発にすることが重要です。

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睡眠時間と睡眠の質

睡眠と免疫力が関係していることはさまざまな研究により明らかになっており、 睡眠時間の長さだけではなく、睡眠の質も免疫力に関係しています。
睡眠時間の目安として、昼間に眠気で困らない程度の睡眠を取りましょう。

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適度な運動

適度な運動をすることでも免疫力を上げる効果が期待できます。
その理由の1つとして、ウォーキングなどの適度な運動をすることでナチュラルキラー細胞が増殖します。
ただし過度な運動は免疫力を下げてしまう可能性があります。

免疫力を上げる効果が
期待できる
おすすめの食べ物6選

免疫力を上げるための方法として、免疫力を上げるために効果的な栄養素を摂取することがおすすめです。
そこで具体的に、免疫力を上げるために効果的な栄養素を摂取することができるおすすめの食べ物を7つ紹介します。

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ヨーグルト

ヨーグルトに含まれている乳酸菌は腸内の悪玉菌の繁殖を抑えるとともに善玉菌の数を増やすはたらきがあります。

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納豆

納豆を食べることで免疫力を上げる以外にも美肌効果や骨粗しょう症、ドライアイの予防などの効果が期待できます。

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にんじん

にんじんを食べることで免疫力を上げる以外にも、動脈硬化の予防や視力低下の防止、美肌効果などの効果が期待できます。

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きのこ

きのこを食べることで免疫力を上げる以外にも、便秘の改善やアレルギーの抑制、疲労の軽減などの効果が期待できます。

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にんにく

にんにくを食べることで免疫力を上げる以外にも、冷え性の改善や疲労回復、動脈硬化の予防などの効果が期待できます。

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バナナ

バナナを食べることで免疫力を上げる以外にも、疲労回復や腸内環境の改善、集中力を高めるなどの効果が期待できます。

免疫力アップに効果的な
飲み物4選

免疫力を上げるためには、どんな飲み物でも良いわけではありません。
免疫力を上げるための、おすすめの飲料を5つ紹介したいと思います。

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緑茶

緑茶を飲むことで免疫力を上げる以外にも、生活習慣の予防やリラックス作用、虫歯や口臭を予防する効果などに期待が出来ます。

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プロテイン飲料

たんぱく質は免疫力を保つ効果が期待できるほか、筋肉の生成を助けるので代謝を良くするはたらきがあります。

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生姜ジュース

生姜ジュースを飲むことによって免疫力を上げる以外にも、冷え性の改善や吐き気防止、胃を健康に保つなどの効果が期待できます。

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はちみつ飲料

はちみつ飲料を飲むことによって免疫力を上げる以外にも、便秘改善や美肌効果、ダイエット効果なども期待できます。

栄養バランスに
気をつけている方にも
おすすめのユーグレナ

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ユーグレナはワカメや昆布などと同じ藻の一種です。
つまり、海藻類を摂取する時と同じように免疫力をアップする効果が見込めます。
さらに、ワカメや昆布は植物ですが、ユーグレナは藻類の1種でありながら、動物の性質も兼ね備えています。
ですので、野菜や魚、肉などに含まれる幅広い栄養素を含み、その栄養素の種類は59種類にも及びます。
また、野菜と違って細胞壁を持たないため、身体への栄養吸収率が高いことでも知られてます。
これらのことから、免疫力を上げたい方だけでなく、栄養バランスに気をつけている方にもおすすめです。

ユーグレナは商品としてそのまま飲めるスムージータイプや、水や牛乳に溶かして飲むパウダータイプ、ビタミン剤のように飲むサプリメントタイプがあります。
自分に合った方法で摂取できるのでオンラインショップなどで探してみてください。

石垣島ユーグレナに含まれる
”パラミロン”の効果

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石垣島ユーグレナに含まれるパラミロンが腸の中に到達すると、腸の中に住んでいる免疫細胞に出会います。
身体にうれしい効果がたくさんあるパラミロンですが、免疫細胞から見ると、ぱっと見、身体に悪さをする細菌の形ととてもよく似ています。
よって、免疫の司令塔に異物としてパラミロンは認識され、仲間の免疫細胞は司令塔からの司令を受けて、たたかう準備をはじめます。そこに細菌やウイルスなどの異物がやってくると、パラミロンのおかげで準備万端、すぐにたたかうことができ、身体が守られやすくなるのです。

”パラミロン”の効果の説明イラスト

実際に、パラミロンを食べていることで、インフルエンザウイルス感染症状を緩和することを示す実験結果があります。 通常、インフルエンザウイルスに感染したマウスは肺で強い炎症が起こって亡くなってしまうのですが、パラミロンを2週間食べさせていたマウスにインフルエンザウイルスを感染させると、肺の中のウイルスの数が減少し、生存率が高くなりました。

パラミロンの摂取でインフルエンザウイルス感染症状を緩和することを示す実験結果のグラフ

さらに、免疫力に不安がある男女10名に、パラミロン粉末を1g、8週間摂取してもらったところ、血液中のリンパ球にて、「細胞性免疫系のサイトカイン(IFN-γ)」の増加と、 「液性免疫系のサイトカイン(IL-4)」の減少がみられ、細胞性免疫と液性免疫のバランスを調整し、バランスが偏ることによって生じる疾患の発生を予防できる可能性が示されました。

ユーグレナは商品としてそのまま飲めるスムージータイプや、水や牛乳に溶かして飲むパウダータイプ、ビタミン剤のように飲むサプリメントタイプがあります。
自分に合った方法で摂取できるのでオンラインショップなどで探してみてください。

ユーグレナ 鈴木

監修:鈴木 健吾(研究開発担当 執行役員)

東京大学農学部生物システム工学専修を卒業。
2005年8月、取締役研究開発部長としてユーグレナ創業に参画、同年12月に、世界初となる微細藻類ユーグレナ(和名:ミドリムシ)の食用屋外大量培養に成功。
2016年東京大学大学院博士(農学)学位取得、2019年に北里大学大学院博士(医学)学位取得。
現在、ユーグレナ社研究開発担当の執行役員として、微細藻類ユーグレナの生産およびヘルスケア部門における利活用に関する研究等に携わる。
マレーシア工科大学マレーシア日本国際工科院客員教授、東北大学・未来型医療創造卓越大学院プログラム特任教授を兼任。
東北大学病院ユーグレナ免疫機能研究拠点研究責任者。

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