ミドリ麹エキスがヒトの表皮角化細胞のヒアルロン酸産生やグルタチオン産生を促し、健康的な肌の維持に貢献する可能性を示す研究結果を確認しました。(細胞による試験)
ヒト表皮角化細胞にミドリ麹エキスを添加して培養した結果、何も添加してないもの(0.00%)と比較して、ミドリ麹エキスを添加したものは一定の濃度域(0.08%~1.25%)において、ヒト表皮角化細胞におけるヒアルロン酸産生を有意に促進することを確認しました(図1)。
ヒト表皮角化細胞にミドリ麹エキスを添加して培養した結果、何も添加してないもの(0.00%)と比較して、ミドリ麹エキスを添加したものは一定の濃度域(0.16%~2.5%)において、ヒト表皮角化細胞におけるグルタチオン産生を有意に促進することを確認しました(図2)。
テープストリッピング法により剥離・回収した上腕内部の角層細胞を、各濃度のミドリ麹エキスを含む溶液中に一定時間浸し、タンパク質のカルボニル化レベルを測定しました。その結果、ミドリ麹エキスは、濃度依存的にタンパク質のカルボニル化を抑制していることが確認されました(図3)。